2021年F1第6戦アゼルバイジャンGPの予選が行われ、ポールポジション〜5番手に入ったドライバーたちが土曜日を振り返った。ポールポジション〜5番手に入ったドライバーはシャルル・ルクレール(フェラーリ)、ルイス・ハミルトン(メルセデス)、マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)、ピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ)、カルロス・サインツ(フェラーリ)だ。

■スクーデリア・フェラーリ・ミッション・ウィノウ
カルロス・サインツ 予選=5番手
 今回もフラストレーションの溜まる予選だった。(赤旗などの)状況のせいでマシンのポテンシャルのすべてを引き出せなかったのは残念だ。

 最後のアタックでタイムを上げていた時に、目の前でアルファタウリのマシンがクラッシュした。タイヤがロックした煙が見えたけど、彼(角田裕毅)が走り続けているものと期待していた。クラッシュに気付いた時にはもう手遅れで、結局バリアに接触してしまった。あのスピード域ではもっとひどい結果になっていた可能性もあるけれど、マシンは大丈夫そうだ。

 良かった点を挙げると、バクーに来る前に予測していたよりペースが良かったことだ。ポールポジションを獲得したシャルルにおめでとうと言いたい。全体的にはチームにとって素晴らしいリザルトだ。これからレースに向けて準備を始める。明日は挽回できるように全力を尽くしたい。

■スクーデリア・アルファタウリ・ホンダ
ピエール・ガスリー 予選=4番手
 信じられないような一日だ。FP3でトップに立ったので、予選をものすごく楽しみにしていたんだ。今日はペースがよく、強さがあると感じた。週末を通してプッシュできている。ここではマシンがうまく決まっていると思う。

 予選パフォーマンスにはとても満足している。Q3終盤、上位を狙える状況だったと思うが、4番手でもとてもいい結果だし、フロントロウに僅差で迫ることができた。チームの全員が懸命に取り組んだ結果だ。この進歩を誇りに思っていい。

 ここに来てから1周ごと、1セッションごとに積み重ねていき、毎回限界までプッシュしようとしてきた。僕自身、今週末はいい仕事をしてきたと思う。Q3ではすべてをうまくまとめることができた。おかげで決勝をいい位置からスタートすることができる。

 裕毅は一日をプランどおりに締めくくることができなかったけれど、今週末ここまでとてもよくやっている。セッションごとにペースを向上させていくために頑張ってきて、今日、初めてQ3に進むことができた。この結果を喜んでいいと思うよ。

(formula1.comに対して語り)FP3ではトップ、予選ではフェラーリ、メルセデス、レッドブルとポールポジションを争うことができた。僕たちにとっては初めてのことだ。そんなパフォーマンスを発揮できてすごくうれしい。フロントロウとは0.1秒差、マックス(・フェルスタッペン)とはほぼ同タイム(注:0.002秒差)だった。トップ3に入れればうれしかったのにね。今日は本当に強力なラップを走って、強力なポジションを手に入れることができた。

■レッドブル・レーシング・ホンダ
マックス・フェルスタッペン 予選=3番手
 ポールポジション争いができると自信を持っていたから、この結果には満足できない。週末を通していい感触を持っていたけれど、予選では赤旗が何度も出てかなり混乱した展開になった。Q3最後に赤旗が出たことで、皆がタイムを更新することができなくなった。

 ついてなかったね。でも、仕方がないことだし、高速のストリートサーキットではこういったことが起こり得る。

 もちろんもっと前の位置からスタートしたかったが、3番手でも悪くはない。マシンは好調だから、まだあらゆる可能性が残されている。この位置からでも戦うことは可能だよ。

 予選を見れば分かるように、このサーキットでは何が起こるか分からない。クリーンなスタートを決めて、前のマシンにプレッシャーをかけていければいいね。上位3台がすべて違うチームなので、ライバルたちがどういうレース戦略をとるのか興味深い。レースではタイヤをうまく持たせることが重要になるだろう。優勝を狙える位置にいるから、明日何ができるかを見ていくよ。

(自身の公式サイトに語り)赤旗が何度も出て、全くばかげた予選だった。FP3からうまく立ち直って、すべてがうまくいっていたのに、ただただついてなかったよ。市街地コースではこういうことは起こるものだけどね。マシンは強力だから、明日はできるだけたくさんポイントを獲得したい。

■メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラワン・チーム
ルイス・ハミルトン 予選=2番手
 難しい状況だったから、ああいうラップを走ることができて本当にうれしいし、気持ちが高まっている。予想もしていなかったリザルトだ。僕たちにとって、とてつもなく重要な結果だよ。今週末、信じられないほどに苦戦してきた。それでも冷静さを保ち、チーム内で難しい対話を続け、チャレンジし、決して逃げなかった。

 そして今日、FP3と予選の間にとても大きな進歩を遂げることができた。FP3終盤に発見があり、その方向に向けて前進したんだ。困難な状況のなか、昨夜も今日もファクトリーで皆が懸命に作業にあたってくれた。皆が喜んでくれるといいな。もちろん、明日に向けてやるべき仕事は残っているけれど。

 シングルラップペースに比べるとレースペースの方が間違いなくいい。1周のペースは上位との差がとても大きかったが、レースペースは割と近いと思う。理由は分からないけれど、とにかく決勝では他のチームと戦えるのだと考えたいね。

■スクーデリア・フェラーリ・ミッション・ウィノウ
シャルル・ルクレール 予選=ポールポジション
 すごくハッピーだ。今日は着実に物事を進めていき、Q3で初めてプッシュした。それがかなりうまくいったようだ。どこでさらに改善できるか、どこでもっとプッシュできるかといった情報をしっかり持っていて、それを実行したんだ。

(Q3での)最初のアタックラップを終えた時点で、それなりに満足していた。ただ、ターン4からターン5、6にかけて大きなロスがあった。2回目のアタックラップではかなり良くなっていたけれど、その時に赤旗が出て予選が終わってしまった。でも、どちらにしてもポールを獲得できたのでとてもうれしいよ。

 レースペースはチャンピオンシップで上にいるライバルたちと比べると良くないから、レースで彼らを抑え続けるのはとても難しいだろうと思う。ここはストレートがとても長くてオーバーテイクが簡単なんだ。でも全力を尽くすつもりでいるし、明日もうれしい驚きを得られるといいね。

(予選後の会見で語り)実際、ひどいラップだった。2、3のコーナーでミスをしたんだ。でも最終セクターでルイス(・ハミルトン)から強力なトウ(スリップストリーム)をもらえて、それが幾分助けになった。ただ、スリップストリームなしでもポールに近いところに行けたと思う。これほど自分たちが強力だとは予想していなかった。いい一日だ。