F1コミュニティは、イモラでのエミリア・ロマーニャGPを前にした5月16日、アイルトン・セナとローランド・ラッツェンバーガーの没後30年を記念し、ふたりに対する敬意を表した。4度のF1チャンピオン、セバスチャン・ベッテルの呼びかけで、ドライバーたちをはじめとするF1関係者がコース上に集まった。

 1994年サンマリノGPでセナとラッツェンバーガーが命を落としてから、今年は30年目に当たる。ベッテルは、セナをイメージしたイエローをベースにそれぞれのカーナンバーを入れたTシャツと、ラッツェンバーガーをイメージしたリストバンドを、ドライバーたちに配り、グリッドでの記念イベントの後に、1周のランニングを行った。ベッテルらはセナの事故があったタンブレロ近くにあるセナの銅像も訪れ、偉大なドライバーに思いを馳せた。

 ベッテルは、エミリア・ロマーニャGP日曜の決勝前には、セナに勝利をもたらしたマクラーレンMP4/8でデモランを行う予定だ。