人気ゲーム「桃鉄」とタイアップ! 遊びながら投資を学ぼう 静岡銀行が教材開発、小中高校へ提供

静岡新聞DIGITAL6/20(金)8:44

人気ゲーム「桃鉄」とタイアップ! 遊びながら投資を学ぼう 静岡銀行が教材開発、小中高校へ提供

「桃鉄投資クエスト」で遊びながら投資や社会課題を学ぶ生徒ら=19日午前、沼津市

 若年層向けの金融経済教育の一環で、静岡銀行が投資や県内の社会課題について遊びながら学べる教材を開発し、6月から小中高校への提供を始めた。高校の授業で金融教育が必修化されたほか、新NISA(少額投資非課税制度)の導入などで金融リテラシーの重要性が増す中、投資への理解を深めつつ身近に感じてもらう機会を創出する。
 教材は人気ゲーム「桃太郎電鉄(桃鉄)」とタイアップした「桃鉄投資クエスト−投資の力でまちを救おう」。参加者は桃鉄の登場キャラクターの名前を冠した銀行の役割を担い、「天竜川の氾濫を防ぐ」「深刻化する富士山のごみ問題を解決する」など、県内各地域の課題解決に向けた投資判断を行う。多様な条件によって投資損益が発生する仕組みで、最終的な資金量を競う。
 沼津市の静銀沼津西支店で19日に開いた講義には、地元の片浜中3年生約20人が参加した。生徒は行員から投資額と損益幅に関するアドバイスを受けながら、課題解決に必要な金額と手元の資金量をもとに、リターンとリスクを考慮して投資戦略を立てていった。氏原来夢さん(14)は「資金が多ければ積極的な投資をしたいが、リスクもある」と、慎重な判断の重要性を語った。
 同行は2023年度から学生や社会人を対象とした金融経済教育に注力していて、25年度は3万2千人への教育を目標に据える。「桃鉄投資クエスト」の他県版の開発も進めていて、担当者は「若いうちからお金の使い方や資産形成に関心を持つことは、将来の消費や投資活動の活性化につながる」と指摘する。

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