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 阿部慎之助監督の下、王者奪還を目指す2024年シーズンの読売ジャイアンツ。昨オフには積極的な補強を行い、投打ともに厚みを増している。その一方で出場機会に恵まれない選手や、本来のポジションで起用されない選手もいる。ここでは、他球団であれば主力となり得る選手を紹介したい。

 

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船迫大雅


・投打:右投左打
・身長/体重:174cm/77kg
・生年月日:1996年10月16日
・経歴:聖光学院高 – 東日本国際大 – 西濃運輸
・ドラフト:2022年ドラフト5位

 
 ルーキーイヤーの昨季は、優秀な数字を残した船迫大雅。他球団であれば、セットアッパーやクローザーを任されてもおかしくない逸材だ。
 
 船迫は、聖光学院高、東日本国際大を経て、西濃運輸に入社。社会人4年目を迎えた2022年ドラフト会議で読売ジャイアンツから5位指名を受け、プロ入りを果たした。
 

 
 昨季は開幕一軍で迎えると、一時二軍調整となった時期もあったが、夏場以降はブルペンに定着。
 
 あらゆる起用法に応え、最終的に36試合の登板で3勝1敗8ホールド、奪三振率9.90、防御率2.70の成績を残した。
 
 今春のオープン戦では3試合登板で防御率6.00だったが、2年連続の開幕一軍入り。順調なスタートを切っている。
 
 150キロに迫る直球と、鋭いスライダーを中心に打者を打ち取る船迫。今季も好投を続け、リリーフでの序列を上げていきたいところだ。

 

 
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【了】