大谷翔平 最新情報

 ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手の通訳を務めていた水原一平被告のスキャンダルによって、米国の賭博業界に変化が起こるかもしれない。米メディア『casino.org』が報じている。

 

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 水原被告は自身を大谷であると偽って大谷の口座から1600万ドル(約25億円)以上を盗み、銀行員を騙したことで銀行詐欺罪で訴追されている。盗まれたお金の送金先について、米メディア『ESPN』のティシャ・トンプソン記者は先日、カジノ経由で胴元のマシュー・ボウヤー氏の口座に送金され、チップを現金化していたと報じた。ボウヤー氏はカジノ企業「リゾーツ・ワールド」の常連客である。
 

 
 マレーシアを拠点とするレジャー企業「ゲルティン」は「リゾーツ・ワールド・ニューヨーク」を所有しており、規模拡大のためニューヨーク市にライセンスの認可申請を行なっている。ギャンブル業界の法律専門家であるネルソン・ローズ氏は「カジノライセンス取得の基準のひとつは評判である」と語り、ライセンスの可否において、評判が重要になるとした。そのため、同企業は州の公立教育システムに40億ドル以上を提供し、信頼を築いてきた。
 
 しかし、この水原被告も関与した大規模なスキャンダルにより、ゲルティンの計画に影響が生じる可能性が出てきた。ローズ氏は「この規模のスキャンダルは、特に合法的なスポーツベッティングが全米で爆発的に普及した直後であるため、賭博業界に打撃を与える。 米連邦最高裁が各州のスポーツ賭博合法化を阻む連邦法を破棄したのは2018年5月のことだった」との見解を示している。
 
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