プロ野球 最新情報(最新ニュース)

 昨季は三浦大輔監督のもと3位に入り、2年連続のAクラス入りを果たした横浜DeNAベイスターズ。若手の台頭も著しいが、その影では一軍出場の機会を掴めない選手もいる。特に前年から一軍出場がない選手は、是が非でも一軍昇格を勝ち取りたいところだろう。そこで今回は、前年から一軍出場がないDeNAの選手を紹介したい。

 

今シーズンのセ・リーグはDAZNで生中継!
月額1270円お得に観るならDMM×DAZNホーダイ[PR]

 

京山将弥


投打:右投右打
身長/体重:182cm/77kg
生年月日:1998年7月4日
経歴:近江高
ドラフト:2016年ドラフト4位

 
 高卒2年目に6勝を挙げて以降、思うように成績を伸ばせていないのが京山将弥である。
 
 近江高では甲子園に2度出場。3年夏の滋賀県大会では4試合に登板すると、26イニングを投げて30奪三振、失点ゼロの快投を披露。プロからも注目される存在になり、ドラフト4位で横浜DeNAベイスターズに入団を果たした。
 

 
 高卒2年目の2018年、開幕3戦目でプロ初登板初先発を果たすと、5回1失点の好投でプロ初勝利。チームの開幕3連敗を阻止した。同年は13試合に登板し、防御率5.64ながらも6勝を挙げた。
 
 ただ、翌年は勝ち星を挙げられず、その後も苦しいシーズンの連続に。不振から脱する糸口を見つけようと、リリーフにも挑戦した。
 
 2022年は17試合に登板して2勝2敗、防御率3.23と一定の成績を収めた一方、昨季は一軍登板なし。
 
 ファームでは39試合に登板して3勝4敗、防御率3.06。ただ、53イニング投げて36四球を与えるなど、不安要素は拭えなかった。
 
 今季も、ファームで不安定な投球が続いていた京山。5月12日には一軍昇格となったものの、登板機会なく登録抹消に。もう一度這い上がり、一軍のマウンドで躍動したいところだ。

東妻純平


投打:右投右打
身長/体重:174cm/83kg
生年月日:2001年7月3日
経歴:智弁和歌山高
ドラフト:2019年ドラフト4位

 
 チーム事情も相まって、いまだに一軍出場を果たせていない東妻純平。課題である打撃の上達が必須となっている。
 
 智弁和歌山高では捕手として活躍した。扇の要としてはもちろん、高校通算34本塁打を放つなど、打撃でもチームを牽引。迎えたドラフト会議では横浜DeNAベイスターズから4位指名を受け、プロ入りを果たした。
 

 
 とはいえ、高卒1年目はファームで32試合に出場し、打率.070と非常に苦しむシーズンを過ごした。
 
 それでも徐々に力をつけていき、2022年はファームで59試合に出場し、打率を.244まで挙げた。出場機会を増やすため、外野など捕手以外のポジションにも挑戦した。
 
 ただ、一軍には山本祐大や伊藤光といった選手が控えており、捕手での出場は容易ではない。また、度会隆輝や筒香嘉智の加入もあり、外野手の競争も熾烈を極めている。
 
 今季も、ファームで打率2割台前半とやや物足りない数字となっている。打撃で猛アピールし、待望の一軍デビューを飾りたい。

勝又温史


投打:右投左打
身長/体重:180cm/83kg
生年月日:2000年5月22日
経歴:日大鶴ヶ丘高
ドラフト:2018年ドラフト4位

 
 今季こそは一軍でのプレーが期待された勝又温史だが、まさかの離脱という事態になった。
 
 日大鶴ヶ丘高では投打で活躍した勝又。2年秋からエースナンバーを背負い、バットでも高校通算30本塁打を記録。ドラフト会議では横浜DeNAベイスターズから4位指名を受け、プロの門を叩いた。
 

 
 まずは投手でのプレーを決断した勝又。ルーキーイヤーはファームで17試合に登板し、2勝3敗、防御率7.23という成績に。与四球率も7.13と高い数値に終わっていた。
 
 高卒3年目にはファームで31試合に登板し、3勝1敗、防御率1.83をマーク。しかし、投球回を上回る四球を与えてしまい、与四球率は10.49に悪化。ルーキーイヤーから制球力は改善されていなかった。
 
 入団から3年間で一軍登板は叶わず。2021年オフに育成落ちとなったとともに、外野手転向となった。
 
 野手としては、ファームで高打率を残し、昨季11月に支配下復帰。今季は春季キャンプから好調だったが、オープン戦の終盤に失速し、開幕一軍とはならなかった。
 
 さらに5月7日、右手有鉤骨骨片切除の手術を行ったことを発表。高卒6年目の今季も、一軍でのプレーは厳しい状況だろう。

髙田琢登


投打:左投左打
身長/体重:178cm/80kg
生年月日:2002年9月18日
経歴:静岡商
ドラフト:2020年ドラフト6位

 
 制球面が大きな課題となっているのが、高卒4年目左腕の髙田琢登である。
 
 髙田は、父親が監督を務める静岡商でプレー。コロナ禍の影響で甲子園への道は絶たれたものの、高校屈指の左腕としてプロのスカウトから注目され、横浜DeNAベイスターズからドラフト6位指名を受けてプロ入りした。
 

 
 ただ、高卒1年目の8月に左肩のクリーニング手術を受け、同年はファームでの登板が1試合のみに終わった。
 
 翌2022年はファームで26試合にリリーフ登板したが、0勝3敗、防御率5.06。前年より登板機会を増やしたが、32イニングを投げて26四球を献上するなど、制球に苦しんだ。
 
 昨季もファームで24試合に登板。しかし、同年も制球に苦しんで0勝3敗、防御率7.79。34回2/3を投げて36与四球と、投球回を上回る四球を与えてしまい、課題は改善されなかった。
 
 今季も、ファームで厳しい投球が続く髙田。現時点では、一軍のマウンドが程遠いものになっている。

深沢鳳介


投打:右投右打
身長/体重:177cm/74kg
生年月日:2003年11月5日
経歴:専大松戸高
ドラフト:2021年ドラフト5位

 
 今季で高卒3年目を迎えている深沢鳳介。開幕ローテーションも視界にとらえていたが、まさかの今季絶望となった。
 
 専大松戸高では、コースに投げ分けられる制球力を武器に、3年時には春夏連続で甲子園に出場。
 

 
 3年夏の甲子園初戦では、京本眞(現:読売ジャイアンツ)を擁する明豊高を相手に完封勝利を挙げた。迎えたドラフト会議では、横浜DeNAベイスターズに5位指名を受けた。
 
 高卒1年目は、ファームで4試合に登板。昨季は二軍で先発ローテーションを担い、18試合に登板して6勝6敗、防御率3.28と一定の成績を収めた。
 
 同年は93回1/3を投げて、与四球率1.64を記録。持ち前の制球力を発揮した。
 
 今季は開幕ローテーション争いに加わり、オープン戦でも登板機会を得たが、3月19日に右肘内側側副靱帯再建術(通称トミー・ジョン手術)を受け、復帰は早くても来季以降となることが決まった。
 
 生まれ変わった深沢が、横浜スタジアムで躍動する姿に期待したい。

松本隆之介

投打:左投左打
身長/体重:188cm/94kg
生年月日:2002年7月31日
経歴:横浜高
ドラフト:2020年ドラフト3位

 
 高卒4年目を迎えた松本隆之介。今季こそ、一軍登板を果たしたいところだ。
 
 横浜高では、1年春からベンチ入り。2年春の甲子園に出場すると、大会終了後には2年生で唯一となるU−18高校日本代表候補に名を連ねた。その後、横浜DeNAベイスターズからドラフト3位指名を受けて入団。
 

 
 期待値も高かった大型左腕だが、ルーキーイヤーはファームでも苦しんだ。9月22日のロッテ戦で先発した際には、初回に2死しか取れず13失点。同年は二軍で5試合の登板にとどまり、防御率24.43に終わった。
 
 2022年には左肩のクリーニング手術を受けて育成落ちも経験したが、昨季4月に支配下復帰。同年はファームで9試合に登板して防御率1.29を記録したが、14イニングで与四球14と課題も残していた。
 
 今季もファームで登板機会を重ねているが、四球が絡む失点も目立っており、制球力の改善が必須となっている。
 
 チームでは、高校時代ともにプレーした度会隆輝が奮闘。同級生の活躍も力に変え、まずはファームで安定した投球を見せたい。

 

 

 
【了】