プロ野球 最新情報(最新ニュース)

 レギュラーシーズンの前半戦を終えようとしている2024年シーズンのプロ野球。そんな中、主力選手の故障離脱など各球団で多くのアクシデントが発生しており、今季もトレード可能期間である7月31日まで活発な動きが予想される。ここでは、他球団から注目される可能性を秘めたセントラル・リーグの投手を紹介したい。

 

今シーズンのセ・リーグはDAZNで生中継!
月額1270円お得に観るならDMM×DAZNホーダイ[PR]

 

髙橋優貴


・投打:左投左打
・身長/体重:178cm/82kg
・生年月日:1997年2月1日
・経歴:東海大菅生高 – 八戸学院大
・ドラフト:2018年ドラフト1位
 
 2021年に先発ローテーションの一角を担い、11勝を挙げた実績を持つ髙橋優貴。しかし、その後は苦しいシーズンが続いている。
 
 2018年ドラフト1位で読売ジャイアンツに入団。ルーキーイヤーから18試合に登板し、5勝7敗、防御率3.19とまずまずの数字を残した。
 

 
 さらに2021年には先発ローテーションに定着。スクリューボールを武器に、27試合に登板して11勝9敗、防御率3.39の好成績をマーク。順調なステップアップを見せ、さらなる飛躍が期待された。
 
 ところが、翌2022年は10試合の登板にとどまり、1勝5敗、防御率5.40と低迷。さらに同年9月には左肘関節鏡視下クリーニング手術を受け、一時は育成契約となった。
 
 昨季も6試合の一軍登板にとどまり、今季は開幕から三軍戦が主戦場に。それでも、今月12日に行われた明治安田とのプロ・アマ交流戦で先発し、5回1失点7奪三振の好投を見せた。
 
 一軍で2桁勝利の実績を持ち、スクリューボールという特殊球も持つ髙橋優。環境の変化によって復活を遂げるケースもあるだけに、なんとか浮上の足掛かりを掴みたい。

遠藤淳志


・投打:右投右打
・身長/体重:186cm/89kg
・生年月日:1999年4月8日
・経歴:霞ヶ浦高
・ドラフト:2017年ドラフト5位
 
 プロ2年目にブレイクの兆しを見せた遠藤淳志。ただ、近年はやや伸び悩んでいる。
 
 霞ヶ浦高から2017年ドラフト5位で広島東洋カープに入団すると、プロ2年目に一軍デビュー。威力のあるストレートを武器に同年は34試合に登板して、1勝1敗1セーブ6ホールド、防御率3.16の成績を残した。
 

 
 翌2020年には先発に回り、19試合に登板して2完投、5勝6敗、防御率3.87とブレイクを予感させた。
 
 しかし、翌年以降は伸び悩んだ印象。昨季は4月6日の阪神戦で降雨コールドながらプロ初完封を記録したが、この1勝止まり。同年はわずか8試合の登板でシーズンを終える形となった。
 
 今季はファームで10試合に登板して防御率2.36の数字を残し、6月16日の楽天戦で今季初登板。2イニングを無失点に抑えてみせたが、現在は再びファーム暮らしとなっている。
 
 チームでは床田寛樹、大瀬良大地、九里亜蓮、森下暢仁と先発4本柱が確立しており、なかなかチャンスが巡って来ない状況だ。
 
 だが、現在25歳という若さと、一軍で結果を残したシーズンもある遠藤は、他球団から注目され得る存在だろう。

岩田将貴


・投打:左投左打
・身長/体重:178cm/75kg
・生年月日:1998年6月16日
・経歴:九州産大九州高 – 九州産業大
・ドラフト:2020年育成選手ドラフト1位
 
 プロ2年目に支配下契約を勝ち取った岩田将貴だが、ファームで安定した数字を残しながらも、ここまで一軍登板の経験がない。
 
 九州産業大では1年春から公式戦デビュー。2年春にはリーグMVPを受賞する活躍を見せたが、左肘のコンディション不良に悩まされ、3年時以降は登板数を減らした。それでも、将来性を評価され、阪神タイガースから育成選手ドラフト1位指名を受けた。
 

 
 ルーキーイヤーからファームで結果を残すと、プロ2年目の7月に支配下登録を奪取。同年は一軍登板こそなかったが、ファームでは41試合の登板で、4勝1敗、奪三振率9.56、防御率1.97の好成績を収めた。
 
 しかし、昨季は44試合の登板で防御率4.85とファームでの成績を落とし、一軍登板がないままシーズン終了。それでも、今季はファームで防御率0.79と傑出した数字を残している。
 
 独特なフォームの変則サウスポーは希少性が高く、その上、制球力も高い岩田には注目する球団がありそうだ。

三浦銀二


・投打:右投右打
・身長/体重:175cm/80kg
・生年月日:1999年12月30日
・経歴:福岡大大濠高 – 法政大
・ドラフト:2021年ドラフト4位
 
 今季でプロ3年目を迎える三浦銀二は、伸び悩んでいる印象だ。
 
 福岡大大濠高では古賀悠斗(現:西武)とバッテリーを組み、3年春の甲子園で登板。進学先の法政大では1年時から主戦投手として活躍を見せ、2021年ドラフト4位で横浜DeNAベイスターズに入団した。
 

 
 ルーキーイヤーからオープン戦でアピールを見せ、開幕一軍入りした三浦。一軍では振るわなかったが、ファームでは28試合に登板し、1勝5敗、奪三振率9.30、防御率3.47をマーク。奪三振率の高さなど、光るものを見せた。
 
 昨季は飛躍が期待されたが、ファームで36試合に登板し、1勝3敗、防御率5.30と成績が悪化。同年は一軍でもわずか1試合の登板に終わった。
 
 今季も、ここまでファームで防御率8点台と苦戦。本来の持ち味である制球力の高さも影を潜めている。
 
 不調に陥っている三浦だが、制球力を取り戻せば、現在24歳という若さもあるため目をつける球団がありそうだ。

福谷浩司


・投打:右投右打
・身長/体重:183cm/93kg
・生年月日:1991年1月9日
・経歴:愛知・横須賀高 – 慶応大
・ドラフト:2012年ドラフト1位
 
 今季でプロ12年目を迎える福谷浩司。先発、中継ぎとあらゆる役割をこなすため、補強ポイントに合致する球団も多いだろう。
 
 慶応大から2012年ドラフト1位で中日ドラゴンズに入団。プロ2年目の2014年にはリリーフで一軍に定着し、72試合に登板して2勝4敗11セーブ32ホールド、防御率1.81の優秀な数字を残した。
 

 
 その後は思うような数字を残せないシーズンが続いたが、先発に転向した2020年は14試合の登板で8勝2敗、防御率2.64の好成績をマーク。
 
 しかし、以降は再び成績を落とした。昨季は開幕ローテーションにこそ入ったが、14試合の登板で3勝4敗、防御率5.17という結果に。
 
 それでも、今季は一軍での登板機会こそ限られているが、ファームでは防御率1点台と安定した投球を披露。
 
 あらゆる起用法に応えることができ、実績もある福谷。ベテランではあるが、様々な場面でマウンドに上がった経験は、他球団からは魅力に映るかもしれない。

金久保優斗


・投打:右投左打
・身長/体重:185cm/87kg
・生年月日:1999年11月4日
・経歴:東海大市原望洋高
・ドラフト:2017年ドラフト5位
 
 2021年にブレイクの兆しを見せた金久保優斗だが、その後は伸び悩んでいる。
 
 東海大市原望洋高から2017年ドラフト5位で東京ヤクルトスワローズに入団。しかし、プロ1年目に右肘内側側副靱帯再建術(通称:トミー・ジョン手術)を受けるなど、プロ入り当初は故障に泣かされた。
 

 
 それでも、2020年に一軍デビューを果たすと、翌2021年には10試合の登板ながら、4勝1敗、防御率2.74の好成績をマーク。同年はクライマックスシリーズ(CS)でも好投を見せるなど、飛躍の足掛かりを掴んだ。
 
 ところが、翌2022年は状態を落とし、3試合の登板で防御率7.71と低迷。昨季もわずか1試合の一軍登板にとどまり、ここ数年はファームでも結果を残せていない。
 
 今季も開幕からファームを主戦場とし、ここまで9試合の登板で防御率4.72。好投を見せる試合もあるが、調子の波が大きい印象は否めない。
 
 150キロに迫る直球は魅力なだけに、きっかけを掴みたい。

 

 

 
【了】