不動の4番・鈴木誠也がMVP!「もちろん嬉しいですけど、それよりも…」

不動の4番・鈴木誠也がMVP!「もちろん嬉しいですけど、それよりも…」

◆ 「チームの優勝がなにより嬉しい」

 『第2回 WBSC プレミア12』も17日が最終日。“日韓対決”となった決勝戦は、侍ジャパンが前回大会覇者の韓国を逆転で下し、10年ぶりの世界一に輝いた。


 試合後、グラウンド上で進められた閉会式のなかで、大会の表彰選手が発表に。優勝チームから選ばれる“大会MVP”には、4番としてチームを牽引した鈴木誠也が選出された。

 大会を通じて全8試合で4番に座り、全試合で安打を記録。打率(.444)・打点(13)・得点(9)の3部門でトップの成績を残し、本塁打もトップタイの3本をマーク。不振に苦しむ選手も多かった打線のなかで大車輪の活躍を見せ、文句なしの受賞となった。


 MVPについては、「もちろん嬉しいですけど、それよりもチームが優勝したこと。それが目標だったので、すごい嬉しいです」と鈴木。個人のことよりも、チーム全体で勝ち取った栄冠を喜ぶ。

 また、大会を通して任された“4番”というポジションには、「僕は4番のタイプではないと思っている」と意外な回答も。つづけて、「うしろに素晴らしい打者が並んでいるので、そこはあまり気にせず。とにかくつなぐ意識だったので、それが良い結果になってよかったです」と振り返った。


 このように本人は謙遜したが、稲葉ジャパンの大目標である東京五輪が来夏に迫ってきているなか、25歳という若き軸が大舞台で結果を残したのは、日本にとって大きなプラスとなるに違いない。

 このところ“日本の4番”として定着していた筒香嘉智がメジャーへ挑戦するというタイミングもあり、約半年後に迫るオリンピックの舞台では誰がその座を射止めるのか。あすからはじまる新たな争いから目が離せない。


文=尾崎直也


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