◆ 球団2度目のリーグ4連覇を目指す!

 オリックスは1月26日、2月2日から宮崎市清武総合運動公園(SOKKENスタジアム)で行われる春季キャンプのメンバー振り分けを発表した。広島から国内FA権を行使し新加入した西川龍馬外野手(29)や、日本ハムとのトレードで獲得した吉田輝星投手(23)がAグループ入り。ドラフト1位の横山聖哉内野手(18=上田西高)ら新人選手は全員がBグループスタートとなった。球団史上2度目のリーグ4連覇を目指すオリックス。その土台作りとなる春季キャンプの見どころを探る。

●期待の若手&新加入選手多い先発陣

 絶対的エースだった山本由伸がメジャーリーグのドジャースへ、昨季チーム2位の11勝を挙げた山﨑福也はFAで日本ハムへ移籍し、宮城大弥と山下舜平大には新エースととしての働きが求められる。田嶋大樹と東晃平もやってもらわなければならない存在。ほかにも、昨季はロッテでプレーしていたルイス・カスティーヨ、昨季マイナーで8勝を挙げた新外国人のアンダーソン・エスピノーザ、さらに、曽谷龍平と齋藤響介の2年目コンビや吉田輝星(前日本ハム)と鈴木博志(前中日)の移籍組のアピールにも期待したい。2022年9月にトミー・ジョン手術を受け、まずは支配下再昇格を目指す椋木蓮も楽しみな存在。昨季の勝利数トップ2が抜けたのは痛手だが、穴埋め役を巡るハイレベルなローテ争いに期待が膨らむ。

●守護神・平野を脅かす存在は現れる?

 中嶋聡監督は今季も平野佳寿に抑えを任す方針。日米通算1000試合登板を目指すベテラン右腕は3月で40歳になる。一方で、昨年は侍ジャパンでも活躍した宇田川優希が“守護神奪取”を明言。昨季9セーブをマークした山﨑颯一郎や同1セーブの阿部翔太らも含め、平野から抑えの座を奪う投手が現れるか注目したい。

●効果的なFA補強も…近年は乏しい若手野手の台頭

 3連覇中は盤石な投手陣に助けられる試合が多かった攻撃陣。山本と山﨑福が抜けた今季は、逆に若い先発陣をしっかりと援護したい。昨年は森友哉、今年は西川と計算できる打者を獲得したが、やはり若手野手の突き上げもほしい。内野では太田椋、野口智哉、内藤鵬、外野では来田涼斗、池田陵真、元謙太ら、4連覇へ既存戦力のレベルアップは必須。また、昨シーズン序盤に活躍した茶野篤政のように、チームの起爆剤となる“育成の星”の出現にも期待したい。

 オリックスキャンプのメンバー振り分けは以下の通り。

【Aグループ】

<投手>
山下舜平大、東晃平、宮城大弥、宇田川優希、曽谷龍平、山﨑颯一郎、村西良太、吉田輝星、齋藤響介、前佑囲斗、横山楓、小木田敦也、鈴木博志、佐藤一磨、中田惟斗、川瀬堅斗、才木海翔、椋木蓮

<捕手>
若月健矢、森友哉、福永奨、頓宮裕真

<内野手>
安達了一、野口智哉、紅林弘太郎、内藤鵬、廣岡大志、宜保翔、大里昂生

<外野手>
渡部遼人、西川龍馬、杉澤龍、来田涼斗、池田陵真、茶野篤政、木下元秀

【Bグループ】

<投手>
平野佳寿、山岡泰輔、阿部翔太、田嶋大樹、比嘉幹貴、本田仁海、東松快征、山田修義、河内康介、髙島泰都、古田島成龍、権田琉成、入山海斗、寿賀弘都、大江海透、宮國凌空、芦田丈飛、富山凌雅、井口和朋、小野泰己

<捕手>
石川亮、堀柊那、村上喬一朗

<内野手>
西野真弘、宗佑磨、大城滉二、太田椋、横山聖哉、山足達也、中川圭太、河野聡太、上野響平、香月一也

<外野手>
福田周平、元謙太、佐野皓大、小田裕也、T−岡田、杉本裕太郎、平野大和、山中尭之