○ 広島 2 − 0 巨人 ●
<7回戦・マツダ>

 7日にニッポン放送で放送された広島−巨人戦(RCCラジオの制作)で解説を務めた安仁屋宗八氏が、広島・大瀬良大地、會澤翼捕手について言及した。

 安仁屋氏は大瀬良について「調子自体はそんなにいい方じゃなかったと思うんですね。球数も増えましたもんね。それが心配だったんですけど、4回くらいから自分のペースで投げられるようになったんじゃないかなと思います。カーブでカウントを取れたらものすごく楽なピッチングができる」と振り返った。

 また、「右バッターに対してのインサイド、會澤のリードが良かったですね」と會澤の配球を評価。

 大瀬良、會澤バッテリーは巨人・岡本和真を5回満塁のピンチで、インコースのシュートで左飛でピンチを脱した。安仁屋氏は「よくインサイド投げましたよね。キャッチャーの會澤もようリードしましたよ。岡本に対してはものすごく攻めましたよね」と絶賛した。

 大瀬良は続く6回も先頭の坂本勇人、萩尾匡也の連打で無死一、二塁とピンチを招いたが、後続を打ち取った。大瀬良は6回・108球、5安打、5奪三振、2四球、無失点で2勝目を手にした。

 安仁屋氏は「マウンドで自信満々に投げていますね。オドオドしたところがないですね。堂々としています。いい方にいい方に行くんじゃないですかね」と今後の投球に期待した。

(提供:Veryカープ!RCCカープナイター)