○ オリックス 8 − 3 楽天 ●
<10回戦・京セラD大阪>

 オリックスは久ぶりに打線がつながり13安打8得点。逆転勝ちで連敗を「4」で止め、借金を「5」に減らした。

 3点を先制された直後の1回裏、まずは1回表に適時失策を犯していた5番・紅林が右前2点適時打を放つと、なおも二死一、三塁で7番・太田が、右中間突破の2点適時三塁打を放ち一気に逆転。3回は太田の右前適時打で5点目を加えたあと、8番・西野の中犠飛で6−3とリードを広げた。

 6回は太田の3打席連続安打となる右前打などで好機を作り、9番・若月の中前適時打、2番・西川の左前適時打で2点を追加。4打数3安打3打点の活躍で打線を活気づけた太田は、2試合連続でマルチ安打をマークした。

 先発の曽谷には初回、バックの失策絡みで3点を失ったものの、2回以降は要所を締め5回6安打3失点(自責点1)でチーム単独2位の3勝目(1敗)。6回以降は富山、吉田、阿部、本田が1イニングずつ無失点リレーで締めた。