● DeNA 6 − 9 広島 ○
<10回戦・横浜>

 今季最長5時間16分、延長12回の戦いを落としたDeNA。

 「守りきれなかった」と三浦大輔監督が話した通り、先発・中川颯は、5回2死から連打された後、坂倉将吾の2点適時二塁打で同点に追い付かれ、勝利投手の権利を掴めず。その後、一度は勝ち越したものの、8回二死から山崎康晃が代打・石原貴規の同点ソロ本塁打を浴び、辛うじて延長戦には持ち込んものの、12回表、7番手・三嶋一輝が、一死二塁から坂倉将吾の右越え適時二塁打を許し、前夜に続く延長戦での敗戦に。

 横浜スタジアム史上最多の33,376人のファンを前に勝利を届けられず、指揮官は、「連日、沢山のファンの方に応援に来ていただいている中で、こういう形で本当に申し訳なく思っています。何とか一つ、明日、交流戦までに勝っていけるようにしていきます」と話すのがやっとだった。

 4回2/3・102球5失点で降板、9安打中、左打者から7安打されたDeNA・中川颯は「3回くらいから修正することができ感覚的に良くなってきたのですが、5回のピンチの場面で粘れずすごく悔しいです。次回登板までに左打者に対しての修正点を見直したいと思います」と悔しがった。

(取材=ニッポン放送アナウンサー・洗川雄司)