オフにはラッパーとしても活動する異色の経歴の持ち主だ

 新たなムードメーカーがドミニカ共和国からやってきた。新外国人、ロニー・ロドリゲスが4月3日に来日し、2週間の隔離期間を経て同18日からチームに合流した。

「初めてチームのみんなに会えて、すごく楽しくできたよ」笑顔で振り返った陽気なドミニカンは、練習中も笑みが絶えない。野球をできる幸せが体中からあふれていた。
 
 待望の長距離砲であり、魅力的なユーティリティープレーヤーでもある。18年にデトロイト・タイガースでメジャーデビューし、19年までに通算146試合出場で19本塁打、63打点。守備は「キャッチャー以外は全部守れるよ」。さらにオフには「エル・フェリーノ」という名前でラッパーとしても活動。17年にはミュージックビデオも発売したことがあるという、異色の経歴も持つ。

 同20日には二軍本拠地の鎌ケ谷スタジアムで行われた二軍紅白戦で来日初実戦。一塁までの全力疾走や次の塁を狙う積極性、豪快なフルスイングを披露した。プレー中は常に全力ながら、左前打を放っただけで本塁打パフォーマンスを一塁上で行うなど、久しぶりのゲームを思い切り楽しむ一面も周囲をほっこりとさせた。

 その試合を視察した栗山英樹監督も「明るく元気なのが一番」とした上で「ケンシ(杉谷拳士)と2人いたら百人力だね、オレ」と、もう1人のムードメーカーの名前を挙げてニヤリ。同22日ロッテ戦(ZOZOマリン)で日本デビューしたR.ロドリゲスが、グラウンド場でノリノリにプレーし始めれば、さらにチームのムードは良くなっていきそうだ。
写真=BBM