20本到達はチーム最速だった

 プロ野球の歴史の中から、日付にこだわってその日に何があったのか紹介していく。今回は7月12日だ。
 
 2000年、広島からFAで巨人入団。32本塁打、91打点で同年の優勝、日本一に貢献した江藤智だが、安定感から言えば、01年のほうがあった。

 30本、87打点は00年に届かないが、出場試合が127から134試合、打率も.256から.285に上げている。

 同年の7月12日は、31歳の江藤がプロ野球25人目の通算300号本塁打を放った日だ。

 対ヤクルト戦(東京ドーム)の4回裏一死一、二塁で石井一久からレフトスタンドに20号3ラン。通算1257試合での到達は当時史上7位のスピード記録。高卒選手としては、秋山幸二(西武ほか)、王貞治(巨人)に次ぐ3位だった。

「打ててよかった。これも巨人ファン、広島ファンの方々のおかげです」と江藤。
 高々と美しい弧を描くアーチが特徴だった江藤。この時点では400号どころか500号も視野にはあったはずだが、最終的には364本で終わった。 

写真=BBM