夏の甲子園決勝は先攻後攻どちらが多く勝っている? 有利なのは……!?

夏の甲子園決勝は先攻後攻どちらが多く勝っている? 有利なのは……!?

 野球では一般的に「先攻よりも後攻が有利」といわれている。相手の出方や試合展開に合わせて動けるため、後攻めの方が勝利しやすいというのだ。実際、プロ野球でも、先攻のビジターゲームよりも、後攻となるホームゲームの方が勝率は高い。では、一発勝負の高校野球、特に決勝試合では先攻と後攻どちらが有利なのだろうか? 夏の甲子園決勝では先攻と後攻どちらが多く勝っているのかを調べた。

やはり甲子園でも後攻が有利か!?



昨夏、甲子園を制覇した大阪桐蔭も後攻だった

 第1回大会から昨年の第100回大会までの決勝戦のスコアを参考に、先攻と後攻の勝利数を以下にまとめてみた。
※中止となった第4回(1918年)と第27回(1941年)を除く

●先攻チームの勝利……44回(44.9パーセント)

第3回(1917年)、第8回(1922年)、第9回(1923年)、第11回(1925年)
第12回(1926年)、第14回(1928年)、第15回(1929年)、第16回(1930年)
第21回(1935年)、第22回(1936年)、第25回(1939年)、第29回(1947年)

第31回(1949年)、第34回(1952年)、第35回(1953年)、第36回(1954年)
第37回(1955年)、第41回(1959年)、第42回(1960年)、第43回(1961年)
第45回(1963年)、第46回(1964年)、第48回(1966年)、第49回(1967年)

第51回(1969年)、第52回(1970年)、第54回(1972年)、第64回(1982年)
第66回(1984年)、第68回(1986年)、第69回(1987年)、第70回(1988年)
第71回(1989年)、第72回(1990年)、第76回(1994年)、第78回(1996年)

第79回(1997年)、第82回(2000年)、第85回(2003年)、第90回(2008年)
第95回(2013年)、第97回(2015年)、第98回(2016年)、第99回(2017年)

●後攻チームの勝利……54回(55.1パーセント)

第1回(1915年)、第2回(1916年)、第5回(1919年)第6回(1920年)
第7回(1921年)、第10回(1924年)、第13回(1927年)第17回(1931年)
第18回(1932年)、第19回(1933年)、第20回(1934年)、第23回(1937年)

第24回(1938年)、第26回(1940年)、第28回(1946年)、第30回(1948年)
第32回(1950年)、第33回(1951年)、第38回(1956年)、第39回(1957年)
第40回(1958年)、第44回(1962年)、第47回(1965年)、第50回(1968年)

第53回(1971年)、第55回(1973年)、第56回(1974年)、第57回(1975年)
第58回(1976年)、第59回(1977年)、第60回(1978年)、第61回(1979年)
第62回(1980年)、第63回(1981年)、第65回(1983年)、第67回(1985年)

第73回(1991年)、第74回(1992年)、第75回(1993年)、第77回(1995年)
第80回(1998年)、第81回(1999年)、第83回(2001年)、第84回(2002年)
第86回(2004年)、第87回(2005年)、第88回(2006年)、第89回(2007年)

第91回(2009年)、第92回(2010年)、第93回(2011年)、第94回(2012年)
第96回(2014年)、第100回(2018年)

 100大会まで全98回行われた決勝戦は、後攻チームの勝利が54回と、先攻チームの勝利を10回多い結果になった。過去10年で見ても、後攻チームは6回勝利している。後攻の方が勝率は高いので、精神的に優位に立てるのもメリットかもしれない。

先制点はどれだけ有効なのか


「先手必勝」という言葉があるように、勝負事では相手を先んじることで有利になることが多い。野球でも先制点を取ることが重要だ。では、夏の甲子園の決勝戦で、先制点を取ったチームの勝率はどうなっているのだろうか?

 同じく過去100回の決勝スコアを基に、先制点を奪ったチームの勝率を以下にまとめてみた。
※再試合の場合は再試合のスコア参照

●先制点を奪ったチームの勝利……71回(72.4パーセント)

 中止年を除く98回の決勝のうち、71回で先制点を奪ったチームが勝利している。先制点がそのまま決勝点となるケースも71回中51回(71.8パーセント)と多く、一発勝負の決勝ではいかにして先制点を奪い、相手チームにプレッシャーを掛けるかが重要となるのだ。

 今年の夏も「深紅の大優勝旗」を目指して熱い戦いが繰り広げられてきたが、いよいよ大詰め。決勝ではどのチームが勝つのか多くの野球ファンが注目している。今年はデータどおりに後攻のチームが勝つのか、また先制点をどちらが先に取るのかにも注目してほしいだ。

文=中田ボンベ@dcp 写真=BBM


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