2021年シーズンは、9月4日の楽天戦(楽天生命パーク)で西武の栗山巧が史上54人目の2000安打を達成した。現在2000安打目前の現役選手は、残り49本の中日・福留孝介。今季中に達成する可能性は十分にあるだろう。では、他の現役選手はどうなのだろうか。2000安打までの残り本数を調べてみた。

福留以外に今季達成の可能性があるのは?



2000安打まで残り101本に迫っている巨人・中島

 現役選手の通算安打数を基に、2000安打までの残り本数を調べ、本数が少ない順にまとめてみた。上位10人は以下のとおり。

第1位 福留孝介(中日)残り49本(通算1951安打)
第2位 中島宏之(巨人)残り101本(通算1899安打)
第3位 青木宣親(ヤクルト)残り181本(通算1819安打)
第4位 松田宣浩(ソフトバンク)残り189本(通算1811安打)
第5位 大島洋平(中日)残り252本(通算1748安打)
第6位 糸井嘉男(阪神)残り282本(通算1718安打)
第7位 中村剛也(西武)残り356本(通算1644安打)
第8位 浅村栄斗(楽天)残り432本(通算1568安打)
第9位 坂口智隆(ヤクルト)残り486本(通算1514安打)
第10位 丸佳浩(巨人)残り541本(通算1459安打)
※日本球界のみでの安打数

 現在、2000安打に最も近いのは先述のように福留で残り49本。これに次ぐのが巨人の中島宏之で残り101本。ヤクルトの青木も残り181本にまで迫っている。福留は昨季中日に復帰し、42安打をマーク。順調なら今季達成もあり得る。中島は昨季49安打で、出場機会を増やすことができれば今季達成も見えてくる。青木は昨季115安打と年齢を感じさせない活躍を見せているものの、残り本数を考えると達成は来シーズンになるだろう。

 4位はソフトバンクの松田。昨季は大きく調子を落としているが、2000安打まで残り189本に迫っていることもあり、今季は復調を期待したい。2度の最多安打を記録し、昨季も160安打をマークした中日・大島は残り252本。現在のペースを維持すれば来季2000安打到達するだろう。

 6位の糸井は一昨季72安打、昨季22安打と調子を落としており、2000安打までは厳しい状況だ。一方、7位の中村は残り356安打だが、昨季122安打と好調を維持。残り58本に迫る通算500本塁打と共に達成の可能性はある。同じくベテラン勢では、9位の坂口が残り486本。昨季はケガで公式戦25試合と出場機会が激減。日本シリーズ制覇に貢献するなど、ここぞという場面での勝負強さは健在だが、残り本数的にどうか。


現在31歳の浅村だがすでに1568安打をマーク

 Top10に入っている選手で最も若いのが8位の浅村栄斗。現在31歳だがすでに1568安打を放っており、昨季も130安打と毎年コンスタントに100本以上放っている。年齢、ペースを考えると2000安打到達の可能性は非常に高いといえる。10位の丸もまだ32歳。巨人加入後は好不調の波が大きく、本来の輝きを見せているとはいえないが、それでも2000安打は打ってくれるだろう。

 Top10に入ることはできなかったが、その他の注目選手では、トリプルスリー男のヤクルト・山田哲人が現在1287安打で残り713本。同じくトリプルスリーを達成したソフトバンクの柳田悠岐が通算1259安打で残り741本と、トリプルスリーコンビが同じような残り本数になっている。

 現役選手の2000安打までの残り本数をまとめてみた。上位は長く続けているベテラン勢が中心で、残り本数の少ない福留や中島は今季到達の可能性がある。しかしながら、こうしたベテラン勢を抜き去り、31歳という若さで2000安打を達成した坂本勇人は圧倒的な存在といえる。一昨季達成の坂本、昨季達成の栗山に続く2000安打プレーヤーが誕生するのか、残り本数の少ない選手の活躍に期待したい。

文=中田ボンベ@dcp 写真=BBM