中日・板山祐太郎

 支配下登録され、うれしい気持ちと身が引き締まる思いでいっぱいです。昨年、阪神を戦力外になって、こうやってドラゴンズにもう一度チャンスをいただけたことに、毎日野球ができる喜びを感じながらプレーしてきました。自分の特徴は守備で言えば、いろんなポジションを守れるというところ。そこに関しては1球1球無駄にできないという思いでやってきました。

 支配下が決まってすぐに妻に電話して、そのあとに両親に電話しました。どちらも喜んでくれて本当に良かった。まだ僕のことを知らないファンの方もいると思うので、全力疾走で頑張る姿をぜひ球場に見に来ていただけたらと思います。

『週刊ベースボール』2024年5月27日号(2024年5月15日発売)より

写真=BBM