◆「第3Q序盤に決めた一発はきわめて特別なものだった。あれは僕が長い間、待ち望んでいたものだったんだ」とカリー

 1月24日(現地時間23日、日付は以下同)。ゴールデンステイト・ウォリアーズのスーパースター、ステフィン・カリーが通算3ポイント成功数で2562本に到達し、レジー・ミラー(元インディアナ・ペイサーズ/2560本)を抜いてNBA歴代2位に浮上した。

 この日行なわれたユタ・ジャズ戦を迎える前の時点で2557本に達していたカリーは、第2クォーター残り3分21秒にトップ・オブ・ザ・キーからプルアップの3ポイントを沈めて前半終了時点で2560本に到達。

 そして第3クォーター残り10分59秒に右コーナーから放り込み、ミラーが持つ記録を抜き去り、歴代単独2位に入った。

「ものすごくうれしいね。僕は楽しもうとしていた。3本目を決めた後、次の1本が大きなショットになることは分かっていたから、第3クォーター序盤に決めた一発はきわめて特別なものだった。あれは僕が長い間、待ち望んでいたものだったんだ」。

 カリーがそう語ると、試合後にミラー本人が息子と共にオンラインのインタビューに登場。「君は実に多くの子どもたちにインスピレーションを与えているよ。僕の息子のようにね」と語り、ミラーの息子ライカーくんがカリーのジャージーを身にまとうシーンを演出。

 バスケットボール殿堂入りしたレジェンドを前に、カリーは「スペシャルなこと」と切り出し、ミラーへの思いをこのように語っていた。

「試合中も、僕は楽しもうとしていた。僕がどれだけ彼(ミラー)のことを尊敬して育ってきたか、彼のプレーを観て、父さん(デル/元シャーロット・ホーネッツほか)と対戦してきたんだ。僕はこれまで、彼のオフボールの動きをたくさん真似てきた。いつも言っているけど、僕は彼とスティーブ・ナッシュ(元フェニックス・サンズほか/現ブルックリン・ネッツHC)のことを観てきたんだ」。

 すでにプレーオフ(470本)、NBAファイナル(121本)でNBA歴代最多の3ポイント成功数を残しているカリーが次に見据えるのは、レギュラーシーズン最多成功数にほかならない。

 歴代トップに君臨するのはレイ・アレン(元シアトル・スーパーソニックスほか)の2973本。カリーは今季ここまで平均4.2本を沈めているとはいえ、今季中に歴代トップへと浮上するのはさすがに厳しいだろう。

 とはいえ、カリーが歴代2位まで到達するのに要したのは715試合。ミラーが1389試合、アレンが1300試合だったことを考えると、驚異的なペースで長距離砲を量産していることは間違いない。

 今後カリーが長期離脱せずにペースを落とすことさえなければ、来シーズンにはアレンを抜いてレギュラーシーズンでも歴代最多の3ポイント成功数に達することができるに違いない。

 なお、この試合は好調ジャズが一度もリードを許さず、最大40点差をつけるなど127−108でウォリアーズを下して8連勝。ドノバン・ミッチェルの23得点7リバウンド6アシストを筆頭に、計6選手が2ケタ得点を記録する猛攻を見せた。

 ウォリアーズではカリーが24得点7リバウンド7アシストを残すなど計4選手が2ケタ得点を残すも、2連敗となった。