◆「NBAの歴史で見ても、これだけの選手たちが同じチームでプレーすることを毎日見られるものじゃない」

 1月24日(現地時間23日、日付は以下同)に行なわれたマイアミ・ヒートとブルックリン・ネッツによる一戦は、バム・アデバヨがキャリアハイの41得点に5リバウンド9アシストと大暴れを見せた。

 だが試合はネッツがヒートに一度もリードを許さず、128−124で勝利。14点リードで迎えた最終クォーターにヒートが13連続得点で残り9分27秒に1点差と肉薄されたものの、カイリー・アービング、ジェームズ・ハーデン、ケビン・デュラントという“ビッグ3”が応戦。

 特にカイリーはこのクォーターだけで18得点をたたき出し、ビッグ3がコートに立ってから2戦目にして初勝利を飾った。この試合ではデュラントが31得点4リバウンド4アシスト、カイリーが28得点6リバウンド7アシスト、7本の3ポイントを見舞ったジョー・ハリスが23得点、ハーデンが12得点7リバウンド11アシスト、ジェフ・グリーンが11得点をマーク。

「NBAの歴史で見ても、これだけの選手たちが同じチームでプレーすることは毎日見られるものじゃない。だから俺たちはこのアドバンテージをフルに活かしていきたいね」と語ったカイリーは、勝負どころで3ポイントやレイアップ、フリースローを決めてネッツの勝利を強烈にプッシュ。

「俺たちは2連敗を喫したことで、多くのことを速やかに学ぶ必要があった。そして次の試合へと進んだんだ。今夜はチームとしての努力を見せることができたんじゃないかな。これからもこの努力をもっとコンスタントにやっていきたい。それには時間を要するだろう。だけど今夜俺たちが見せた努力はうれしいね」。

 カイリーは自身の復帰後、クリーブランド・キャバリアーズに2連敗を喫していただけに、この勝利は大きなステップになったと言えるだろう。

 今季ヒューストン・ロケッツ在籍時に平均16.9本のショットを放っていたハーデンは、この試合ではわずか8本。ショットは不調に終わるも、フリースローを8本沈めて2ケタ得点を残し、ゲームハイのアシスト数を記録している。

「たくさん得点することなく、試合に勝利するチャンスを自分たちに与えたことはいいこと。俺はコートに出てプレーメイカーとしてプレーしている。その場面になれば自分のショットを繰り出すが、今でも俺はチームメートたちを絡めてプレーしている。それが(移籍したことによる)変化ってやつだ。でも俺は俺。得点することではなくほかのやり方でゲームにインパクトを与えているのさ」とハーデンがこの試合を振り返った。

 現役屈指のビッグネームが3人もそろったネッツは、ヒート戦を終えてレギュラーシーズンの4分の1を消化。ここまではイースタン・カンファレンス5位の10勝8敗ながら、イーストでどのチームよりも強烈なインパクトを残しているだけに、今後このチームがどこまで白星を積み重ねていくことができるのか。大いに注目していきたい。