USAB(USA バスケットボール)は、今年7月に開催を予定している「FIBA U19バスケットボール ワールドカップ2021​」に向けて、代表候補選手27名を発表した(全メンバーは最下部に記載)。

 前回大会の覇者として挑むチームUSA。ヘッドコーチは引き続き、テキサス・クリスチャン大学(TCU)のヘッドコーチを務めるジェイミー・ディクソンが務める。

 本チームの主役は、大学初年度を終えて一皮剥けた選手たちだろう。「ESPN 100」で26位にランクインするデビン・アスキューは、高校時代にジョーダン・クラシックのロスターに名を連ね、今シーズンは名門ケンタッキー大学でプレーした才能の持ち主。カレッジ初年度は6.5得点、2.9アシストと成績が奮わず、来シーズンはテキサス大学への転入が決まっているものの、元々はバスケットIQが高く、ヘジテーションからのレイアップやスリーポイントで得点を重ね、ポイントガードに必要不可欠なパス精度も優秀。ディフェンスにも安定感があり、チームUSAでは正ガード抜擢が期待されている。

 また、ルイジアナ州立大学のアダム・ミラーも「ESPN 100」に30位につけ、アスキュー顔負けの評価を受ける選手だ。ポジションはシューティングガードで、スリーポイントを含むジャンプショットで得点を積み重ねるタイプ。また、体を張ったディフェンスでも信頼を置かれ、平均以上の活躍を約束してくれるだろう。

◆超高校級のホルムグレンも候補入り

 メンバー最大のビッグネームは、超高校級のチェット・ホルムグレンだろう。上記2選手の1学年下にあたるClass of 2021において、「ESPN 100」「247Sports」「Rivals.com」の全サイトで1位に君臨するユニコーンは、八村塁(ワシントン・ウィザーズ)の母校であるゴンザガ大学への進学が決定している技巧派センター。高校ネイスミス賞、モーガン・ウッテン年間最優秀選手賞、ゲータレード年間最優秀選手賞の三冠を達成していることがその実力の証明であり、歴代最高クラスのリムプロテクターでありながら、ガード顔負けのハンドリング技術、スリーポイントと、センター離れした多彩なオフェンススキルはまさにアンストッパブル。高校生にしてチームUSAを優勝に導く実力は、十分に兼ね備えていると言える。

 その他にも来年度よりホルムグレンとチームメイトになる大型コンボガードのハンター・サリスや、持ち前の運動能力を武器に1試合平均11.1得点をマークしたジェイデン・アイビー、爆発的なスピードと優れたコートビジョンで高校No.1ポイントガードと称されるケネディ―・チャンドラーなど、層の厚さはさすがのチームUSA。候補選手一同は、6月20日(現地時間)より開催されるトレーニングキャンプに臨み、最終メンバーの12席を争うことになる。

 文=Meiji

▼男子バスケットボール U19 アメリカ代表 候補選手
デビン・アスキュー(テキサス大学)
パトリック・ボールドウィン Jr.(ハミルトン・ハイスクール)
ケンダル・ブラウン(サンライズ・クリスチャン・アカデミー)
ケネディ―・チャンドラー(サンライズ・クリスチャン・アカデミー)
ジョナサン・デイビス(ウィスコンシン大学)
デレック・ファウンテン(ミシシッピ州立大)
ケイレブ・ファースト(ブラックホーク・クリスチャン・アカデミー)
ジョーダン・ホール(テキサスA&M大学)
チェット・ホルムグレン(ミネハハ・アカデミー)
ハリソン・イングラム(セント・マークス・スクール)
ジェイデン・アイビー(パデュー大学)
ディション・ジャクソン(ワシントン州立大学)
ミーチー・ジョンソン Jr.(オハイオ州立大学)
ライアン・カルクブレンナー(クレイトン大学)
トレイ・カウフマン(シルバー・クリーク・ハイスクール)
ゼッド・キー(オハイオ州立大学)
ケネス・ロフトン Jr.(ルイジアナ工科大学)
ラングストン・ラブ(モントバーデ・アカデミー)
マイク・マイルズ(テキサス・クリスチャン大学)
アダム・ミラー(ルイジアナ州立大学)
トレイ・パターソン(ビラノバ大)
ハンター・サリス(ミラード・ノース・ハイスクール)
デイボン・スミス(ジョージア工科大学)
デイレン・テリー(アリゾナ大学)
ジャバリ・ウォーカー(コロラド大学)
ペイトン・ワトソン(ロング・ビーチ・ポリテクニック・ハイスクール)
ジェイリン・ウィリアムス(アーカンソー大学)