フィラデルフィア・セブンティシクサーズが誇る大黒柱、ジョエル・エンビードはワシントン・ウィザーズとのプレーオフ ファーストラウンド第4戦で右膝を負傷。半月板を部分断裂したことで、シリーズ第5戦を欠場したものの、アトランタ・ホークスとのカンファレンス・セミファイナルにはここまで全3試合に出場している。

 第3戦を終えて、シクサーズは2勝1敗とリード。エンビードは両チームトップの平均35.3得点に10.3リバウンド4.7アシスト1.3スティール2.3ブロックというモンスタースタッツを残しているものの、「半月板を断裂しながらプレーするのは簡単なことじゃない。痛みがあるから、それを管理しないといけないんだ」と胸の内を明かした。

「今夜は足首を痛めてしまったし、背中から(コートへ)落ちていた。タフだよ。でもこれはプレーオフなんだ。不評不満を言うつもりはない。俺はプレーするためにここにいるんだ。前にも言ったけど、俺は何があろうと自分のベストを持ち込む。ケガをしていようと、俺は自分の仕事をしていくだけだ。だからこそチームは俺に(年俸を)支払ってくれているし、俺はチャンピオンシップを勝ち取りたいんだ」。

 エンビードは第3戦でシリーズ最少の27得点に終わったものの、いずれもチーム最多となる9リバウンド8アシスト3ブロックを残しており、攻防両面でオールスタービッグマンの実力を証明。

 ベン・シモンズをケガで欠き、ボストン・セルティックスにスウィープ負けを喫した昨年のプレーオフとは違い、今年は新たなコーチングスタッフと共に新加入選手も複数加わり、自身が思う存分暴れ回れるチーム構成になったことから、ケガと戦いながらも充実していることをエンビードは口にしている。

「自分にとって、今シーズンはゲームがスローダウンしているように感じる。前の年とは完全に違うと思うね。俺はただ、自分に可能な限りベストを尽くしている。俺はいろんな方法で貢献できるんだ」。

 シクサーズとしては、大黒柱をケガで失うわけにはいかないものの、ホークスはエンビード不在で倒せる相手ではないと見ているのだろう。プレーや動きに制限があるのはタフなことだが、エンビードには勝利を目指して引き続き支配的なプレーを続けてほしいところだ。