「すごくうれしいね。でも僕らは引き続き向上していかなきゃいけないし、一丸となってプレーしていかないと。ブルックリンであと1勝できるといいね」。

 6月14日(現地時間13日、日付は以下同)に行なわれたブルックリン・ネッツとのシリーズ第4戦。ミルウォーキー・バックスは107−96で勝利し、2連敗から2連勝と巻き返し、シリーズ戦績を2勝2敗の五分とした。

 試合後にそう語ったヤニス・アデトクンボは、ゲームハイとなる34得点に12リバウンド3アシストをマークしてチームをけん引。ネッツはカイリー・アービングが前半残り約6分に右足首を捻ってしまい、途中退場するというアクシデントに見舞われたものの、バックスは貴重な1勝をモノにした。

 バックスではアデトクンボのほか、クリス・ミドルトンが19得点8アシスト2スティール2ブロック、ドリュー・ホリデーが14得点9アシスト、PJ・タッカーが13得点7リバウンドをマーク。

 マイク・ブーデンホルザーHC(ヘッドコーチ)は「ここまで来たら、どんなことが起ころうと試合に勝利したいものさ。今日は多くの選手たちがショットを決めて貢献してくれた。PJ・タッカーはコートの両エンドで驚異的だったよ」とタッカーを称えた。

  

 キャリア10年目のベテランは、今年3月中旬のトレードでヒューストン・ロケッツからバックスへ加入。この日はバックス加入後としては最多となる得点を奪ったほか、ケビン・デュラントとのマッチアップでも被フィールドゴール25.0パーセント(3/12)の計9得点に抑え込む好守でも奮戦。

 プレーオフ経験も豊富なベテランに対して、アデトクンボも「彼はKD(デュラントの愛称)へ全てタフなように仕向けていた。彼はヴォーカルリーダーなんだ。僕らをすばらしいチームへとプッシュしてくれる。この球団、チームにとって間違いなく大きな存在なんだ。僕たちのことを助けてくれている。僕らが前へ進むためには彼の力が絶対に必要だ」と、大きな信頼を寄せている。

「彼はものすごくフィジカルにプレーして、(デュラントに)難しいプレーをさせている。それがあの男の役割なのさ」とネッツのスティーブ・ナッシュHCも話しており、敵将からも警戒されている。

 シリーズはまだまだ続くだけに、タッカーが引き続きデュラントというスーパースターをどこまでスローダウンできるのか。今後のマッチアップにも注目だ。