5月19日（現地時間18日、日付は以下同）。NBAは2022−23シーズンのJ・ウォルター・ケネディ市民賞に、ゴールデンステイト・ウォリアーズのステフィン・カリーが選ばれたことを発表した。

　NBAの歴代2人目となるコミッショナーの名がついた同アウォードは、プロバスケットボールライター協会（PBWA）によって選出されるもので、際立った活動でコミュニティに貢献した選手やコーチ、アスレティックトレーナーに贈られる。

　J・ウォルター・ケネディ市民賞のファイナリストは、NBAチームが提出した候補者からPBWAメンバーで構成される委員会が選出。新聞や雑誌、オンラインニュース媒体で定期的にNBAをカバーしている200名以上のライターやエディターたちで構成されるPBWA全体の投票で受賞者が決まる。

　今年はカリー、ロサンゼルス・レイカーズのウェニエン・ゲイブリエル、ロサンゼルス・クリッパーズのポール・ジョージ、ボストン・セルティックスのグラント・ウィリアムズの4選手が最終候補に名を連ね、カリーが選ばれた。

　PBWAの会長を務めるハワード・ベックは「ステフィン・カリーほどの強力なプラットフォームと大きな影響力を持つアスリートはほとんどいません。そして彼は、それをほかの人たちのために最大限に生かしてきました」と評している。

　ウォリアーズ一筋キャリア14年目のカリーは、35歳となった今もなおリーグ最高級の実力者としてコート上で驚異的な活躍を続けている。そしてコート外では青少年たちの識字率や健康、食生活の向上と促進、スポーツにおけるジェンダー平等の促進への取り組みが評価された。

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