B1リーグのサンロッカーズ渋谷は5月22日、元日本代表の田中大貴と2024−25シーズンの選手契約継続に合意したと発表した。

 現在32歳の田中は、193センチ92キロのシューティングガード。Bリーグ開幕前の2014年からアルバルク東京でプレーし、Bリーグ2連覇、シーズンベストファイブ、ファイナルMVPなど数々のタイトルを獲得してきたが、昨シーズン限りでA東京を退団し、今シーズン開幕前にSR渋谷に加入した。

 移籍1年目となった2023−24シーズンは、B1公式戦52試合に出場し、1試合平均26分29秒のプレータイムで7.8得点1.6リバウンド2.6アシスト、3ポイント成功率34.2パーセントを記録。新体制となったチームとしては惜しくもチャンピオンシップ進出を逃したものの、上位争いに絡むポテンシャルを示すシーズンともなった。

 今回の契約発表に際して、田中は「よりチームに貢献できるようしっかり準備したいと思っています。2023−24シーズンの悔しさを胸に、2024−25シーズンこそはCSに進みサンロッカーズファミリーの皆さんといい景色が見れるように頑張りたいと思います。2024−25シーズンもよろしくお願いします」と、クラブ公式サイトを通じてコメントした。