B1リーグの茨城ロボッツは5月24日、平尾充庸と2024−25シーズンの選手契約継続に合意したと発表した。

 徳島県出身で現在35歳の平尾は、178センチ74キロのポイントガード。明徳義塾高校から天理大学へと進学し、2012−13シーズンにパナソニックトライアンズでキャリアをスタートした。Bリーグ開幕イヤーの2016−17シーズンはバンビシャス奈良でプレーし、翌シーズンから茨城へ移籍。加入7年目の今シーズンは、B1公式戦54試合に出場し、7.4得点1.5リバウンド2.6アシスト、フリースロー成功率91.1パーセントをマークし、2年連続でB1シーズンベストフリースロー成功率賞を受賞した。

 今回の発表に際して、平尾と落慶久ゼネラルマネージャーは以下のようにコメントした。

◆■ コメント

▼ 平尾充庸
2024−25シーズンも茨城ロボッツの一員として闘えることをうれしく思います。昨シーズンは自分のキャリアの中でも苦しかったシーズンの一つでしたが、家族や友人、たくさんのファン、ブースター、スポンサーさまにシーズンを通して励ましていただき、なんとかB1継続をすることができました。

B1で闘うにはたくさんの意味があると思っています。プレーヤーとしてのモチベーションはもちろんですが、日本代表クラスの試合を茨城県内で観戦できる、たくさんのロボッツブースターやアウェーブースターが茨城県に訪れ地域活性化につながる。何より未来ある子どもたちに夢や希望を与えられる。そんなプロチームであり続けたいと思います。

自分たちプロスポーツ選手が応援してくださる皆さまに恩返しできるのは観戦して良かったと思える試合や勝つ姿だと思っています。今シーズンも茨城ロボッツで闘える喜び、感謝の気持ちを持って茨城県や茨城ロボッツを応援してくださる方々のために全力で闘います。

▼ 落慶久GM
円熟みを増したゲームコントロール、正確無比なフリースロー、基礎能力の高さからくる正しい状況判断とバスケIQの高いプレー、そしてチームを鼓舞し続けるリーダーシップと常に全力でプレーし続ける姿はまさに、ミスターロボッツ!来シーズンもアリーナに熱狂と感動を与えてくれることは間違いなしです。平尾選手の一層の活躍、ご期待ください。