6月12日(現地時間11日、日付は以下同)。ダラス・マーベリックスのホームアリーナ、アメリカン・エアラインズ・センターでチーム練習を終えた選手たちがメディア応対に臨んだ。

 このマブスとボストン・セルティックスによる「NBAファイナル2024」は、2戦を終えてセルティックスの2勝0敗。マブスにとっては翌13日に行われるシリーズ第3戦は、勝利しておきたい重要なゲームとなる。

 マブスはルカ・ドンチッチがシリーズ平均40.5分31.0得点10.5リバウンド6.0アシスト3.0スティールにフィールドゴール成功率51.1パーセントをマーク。だが相棒カイリー・アービングは同14.0得点4.0アシスト1.0スティールにフィールドゴール成功率35.1パーセント、3ポイントシュートは8本放つもすべて落としており、本調子には程遠い状態にある。

 チーム練習後、カイリーは「彼(ドンチッチ)のために、彼とプレーする僕がもっといいプレーをしなければいけないと話している。自分たちのゴールを成し遂げるためには、僕らが両方ともいいプレーをしなきゃいけない。勝利するためにはどんな小さなことであろうとやらないといけないんだ」と話していた。

 ドンチッチがダブルチームに遭って苦戦している状況や疲労している時、あるいは休んで充電すべくベンチに下がっている時間帯で、カイリーの活躍は不可欠であり、マブスがセルティックスから勝利するためには必須と言える。

 セルティックスはレギュラーシーズンでリーグベストの64勝18敗を残し、「NBAプレーオフ2024」でもここまで14勝2敗で現在は9連勝中と絶好調。球団史上18度目のリーグ制覇を飾るまで、このチームが油断することはない。

 それでも、カイリーはクリーブランド・キャバリアーズ在籍時の2016年NBAファイナルで、ゴールデンステイト・ウォリアーズ相手に0勝2敗、その後1勝3敗と窮地に追い込まれながら3連勝して4勝3敗でレブロン・ジェームズ(現ロサンゼルス・レイカーズ)とともに球団初優勝の立役者となった。

 そのシリーズ最後の3試合で平均30.0得点を奪っていたカイリーは、0勝2敗からシリーズを制するために「何が必要なのかは分かっている」としながらも、「自分たちが何を求めているのかを知っている。けど今はより高いレベルへと引き上げないといけない。そしてそれはこの僕から始まる」と口にしていた。

 マブスのホームへ会場を移して行われるシリーズ第3戦。カイリーが調子を上げ、セルティックスの守備網をかいくぐって大量得点あるいはチームメートたちへお膳立てできるか注目したい。

【動画】カイリーがファイナルで見せてきた好プレー集!