開催地代表の中部大第一が初の決勝進出、東海大諏訪との息詰まる熱戦を制す

開催地代表の中部大第一が初の決勝進出、東海大諏訪との息詰まる熱戦を制す

 今年のインターハイも残すところあと2日となった8月6日、一宮市総合体育館で行われた「平成30年度全国高等学校総合体育大会 バスケットボール競技大会」男子準決勝第1試合は、地元愛知県代表の中部大学第一高校が東海大学付属諏訪高校(長野県)との激闘を制した。

 どちらが勝っても初の決勝進出となる一戦は、最後までわからない好ゲームとなった。第1クォーター、中部大第一はゾーンを敷く相手に対し、持ち味のファストブレイクを積極的に仕掛ける。陣形が整う前に得点を狙いにいくと、中盤に仲宗根弘(2年)の3ポイント、青木遥平(3年)の速攻が決まって16−9と一歩抜けだす。そのまま点差をキープしていたが、終了間際に3ポイントを許してしまい、4点リードで最初の10分間を終えた。

 第2クォーター開始早々に再び3ポイントを決められると、その後は拮抗して我慢の時間帯が続く。残り2分54秒からは矢澤樹(2年)のレイアップ、小澤幸平(3年)のゴール下からの得点で再び突き放すも、東海大諏訪にタイムアウトを挟んで立て直され、終盤に3連続失点。37−36でハーフタイムを迎えた。

 後半も青木が3ポイントを決めれば、東海大諏訪も黒川虎徹(2年)のアシストから米山ジャバ偉生(3年)がバスケットカウントを奪うなどで一歩も譲らない。互いに次の一手を打てないままリードチェンジを繰り返し、53−55で試合は第4クォーターへ。最終クォーター、中部大第一は開始3分42秒で4点ビハインドを背負ったが、ポイントガードの井戸光邦(3年)が自らアタックして連続得点をマーク。バトゥマニ・クリバリ(2年)もインサイドで存在感を発揮すると、ここからわずかに試合が動く。

 67−68で迎えた試合終了残り2分50秒、青木の3ポイントで逆転に成功。ディフェンスではクリバリが相手センターの張正亮(3年)にブロックショットを浴びせ攻撃を凌ぐ。4点差にするチャンスが訪れた次のオフェンスでは、2度のオフェンスリバウンドをもぎ取ると、クリバリのポストプレーからノーマークでゴール下に入った小澤幸平(3年)へのパスがとおり72−68。2点を返されたが、同1分2秒にはクリバリがオフェンスリバウンドからバスケットカウントを奪って5点差に広げた。そして、最後は相手から逃げるようにボールをキープし、76−72でタイムアップ。

 終盤、勝負を分けたのは3つのオフェンスリバウンドだった。中部大第一の常田健コーチは試合後、「最初から最後までリバウンドが勝負ということは考えていた」と明かし、「とにかくディフェンスリバウンドを最後までしっかりやるように」と指示を出していたという。合計では東海大諏訪の50本に対し43本と劣ったものの、選手たちがそれを遂行した結果が、きっと最後の場面につながったのだろう。また、「3年生が声を出して一生懸命やってくれた」とも話し、ベンチからの出場で結果を残した井戸(10得点4リバウンド5アシスト)と小澤(11得点5リバウンド)については「普段は陰になって支えてた2人が、大事なところで仕事をしてくれた。彼らのおかげです」と称えた。

 指揮官は「地元なので、とにかく精一杯バスケットをやりたいなと思います」と意気込む。泣いても笑ってもあと1試合。明日の決勝戦、ホームの大歓声を味方に、中部大第一は開志国際高校(新潟県)と激突する。


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