30日、東京都・後楽園ホールにて新日本プロレス『WORLD TAG LEAGUE 2020 & BEST OF THE SUPER Jr.27』が行われ、デビッド・フィンレー&ジュース・ロビンソンがIWGPタッグ王者のタイチ&ザック・セイバーJr.から勝利を収めた。

 今年は、例年11月頃から開催されるヘビー級のタッグリーグ『WORLD TAG LEAGUE』と、例年6月頃から開催されるもコロナ禍による大会自粛で流れてしまっていたジュニアヘビー級のシングルリーグ戦『BEST OF THE SUPER Jr.』が史上初の同時開催。

 この日の大会では、WTL公式戦としてジュース・ロビンソン&デビッド・フィンレーvsタイチ&ザック・セイバーJr.、鷹木信悟&SANADAvsタマ・トンガ&タンガ・ロア、棚橋弘至&トーア・ヘナーレvs石井智宏&矢野通、後藤洋央紀&YOSHI-HASHIvsバッドラック・ファレ&チェーズ・オーエンズ、グレート-O-カーン&ジェフ・コブvsEVIL&高橋裕二郎の5試合が行われた。

 メインイベントでは前年度WTL優勝チームの“FINJUICE”デビッド・フィンレー&ジュース・ロビンソンと、IWGPタッグ王者のタイチ&ザック・セイバーJr.が対戦。
 序盤はFINJUICEの2人がハイテンションな連携でザックの腕を集中攻撃していくものの、タイチが巧妙なチョーク攻撃でFINJUICEのリズムを崩し、フィンレーの左腕を徹底的に潰していきタイチがコーナー上でフィンレーに聖帝十字陵、ザックがジュースに卍固めをかける競演も見せる。
 ジュースはラフファイトにはラフファイトで応え、ナックルパートを軸にした打撃で盛り返し、フィンレーを鼓舞。フィンレーはタイチの天翔十字鳳をかわしてPrima Noctaを叩き込み、最後はジュースがザックへパルプフリクションを見舞う横でフィンレーがタイチにACID DROPを叩き込んで3カウントを奪った。

 マイクを取ったジュースは「コウラクエ〜〜ン!コンバンハァ〜!ゲンキデスカァ〜!ゲンキデェース(※裏声を出して自分で返事)!FINJUICE、ゼンゼンバッチリデース!ヘイ、ZSJ、タイチ!IWGPヘビーウエイトタッグチャンピオン!FINJUICE、イチバーン!(優勝を)モイッカーイ!ナマビール、カンパーイ!アリガトウゴザイマシター!FINJUICE、ガンバリマース!」と、ほぼ日本語でマイクパフォーマンスを行い、観衆は大喝采で2人の勝利を祝福した。

 バックステージでは、フィンレーがWTL2連覇から東京ドーム大会でタイチ&ザックを破ってのIWGPタッグ王座再戴冠を宣言。ジュースも「俺たちが2連覇して、タッグのベルトを取り戻す。次はもう簡単に失ったりしない。ネットに溢れてるアンチたちよ、俺たちが一番強いチームだって思い知らせてやる!」と想いを叫んだ。

 今月11日の日本武道館大会での決勝戦を除けば残り2試合となったWTLだが、現在は石井&矢野が10点で単独首位。しかし、フィンレー&ジュース、タイチ&ザック、後藤&YOSHI-HASHI、鷹木&SANADA、タマ&タンガ、オーカーン&コブと計6チームが8点で追う大混戦となっており、優勝の予測が困難な状況となっている。
 フィンレー&ジュースは今月4日の大分県・別府大会で石井&矢野との対戦が決まっており、2連覇に向けてこの一戦が正念場となりそうだ。