22日、東京都・新宿FACEにてアクトレスガールズが『ACT 新宿大会』を開催し、久々にアクトレスガールズに帰ってきた安納サオリが退団後初の参戦を果たした。

 安納はアイドルや女優活動を行いながら、2015年にアクトレスガールズでプロレスデビュー。スターダムや全日本プロレスなど団体問わず出場する人気選手となり、2019年末にアクトレスガールズを退団してフリーとなってからもテレビ出演などが増え女子レスラーとして確固たる地位を確立している。
 OZアカデミーでは尾崎魔弓率いる正危軍のメンバーとして活躍し、アイスリボンにもレギュラー参戦。さらにDDTやストロングスタイルプロレスなどの男子団体にも幅広く上がっている安納だが、アクトレスガールズへの里帰りは退団後初めて。

 この日のセミファイナルでは青野未来&安納サオリvs松井珠紗&三浦亜美というタッグマッチが実施。安納の退団後に頭角を現した松井&三浦が約2年間の成長を見せつけることになるのか、栄えある一期生の安納が様々な戦場で磨き上げたその実力を見せつけることになるのかに注目が集まる試合となった。

 スピード&テクニックの松井とパワーファイターの三浦は序盤からピッタリ息の合ったタッグワークで安納を集中攻撃していき終盤まで試合を優位に運ぶ。
 青野が多彩な蹴り技で形勢を立て直して安納と三浦の一騎打ちの場面を作り出すと、安納が女子プロレス界随一の体躯を誇る三浦を美しいブリッジを描くジャーマン・スープレックス・ホールドで叩きつけ、最後は新必殺技のタンタンドル(※変形ヘッドハンター)で3カウントを奪った。

 試合後、マイクを取った安納は「やっぱアクトレスガールズ、いいですね。華やかですし、かわいいですし。でも強くて、負けん気強くて、そりゃ皆さんお客さんも大好きなっちゃうわ。わかるわぁ〜」と笑顔。青野も笑顔で安納と握手を交わすものの、突如安納が青野にフィッシャーマンズ・スープレックス・ホールド。

 安納が青野を踏みつけながら「やっぱアクトレスガールズはイジメがいがあっていいなあ〜♪あはは♪」と嘲笑すると、突然OZアカデミーで活躍する正危軍の面々(尾崎魔弓、桜花由美、雪妃魔矢)が現れてリングをジャック。
 正危軍はムチ攻撃などで青野を痛めつけて行くが、尚も反抗を続けるその気の強さと美貌を気に入った尾崎が正危軍にスカウト。青野がこれを断固拒否して正危軍退治をぶち上げたことから、12月30日のOZアカデミー後楽園ホール大会で“アクトレスガールズvs正危軍”の対抗戦が行われることが決まった。

 バックステージに戻った安納は「やっぱ久々に参戦することに寄ってスパイスを1つ持ってきたかったんですよね。いつも平和でニコニコキラキラしてるアクトレスガールズに最高のスパイスが来てくださいました!」と語り嗜虐的な笑みを浮かべる。
 そして尾崎は青野の勧誘は予定外であったものの「さっき蹴飛ばしてるときに顔見たら、『いいなあ』って思った」といたく気に入った様子。

 アクトレスガールズは正危軍の侵略をはねのけることができるのか、そして正危軍は強く美しい青野を新戦力として引き入れることができるのか。その答えは12月30日のOZアカデミー後楽園ホール大会で出ることになりそうだ。