トマソ・チャンパ&ジョニー・ガルガノが悲願のWWE世界タッグ王座戴冠!『マネー・イン・ザ・バンク』に向け男女ともに戦線白熱!
バトル・ニュース7/8(月)5:56

トマソ・チャンパ&ジョニー・ガルガノが悲願のWWE世界タッグ王座戴冠!『マネー・イン・ザ・バンク』に向け男女ともに戦線白熱!
PLE『マネー・イン・ザ・バンク』大会を翌日に控えた今回のスマックダウンはカナダ・オンタリオ州トロントにあるスコシアバンク・センターから放送された。
番組は男子マネー・イン・ザ・バンク戦の出場者であるジェイ・ウーソの登場からスタート。ジェイは飲酒運転で入国拒否された過去があるため、自虐ネタで「入国させてくれてありがとう」というジョークも交えながら、翌日の本戦での勝利を誓う。しかしそこに割り込んだのはLAナイト。昨年の本戦では最有力候補と言われながら、ダミアン・プリーストの獲得を許してしまった事もあり、改めて今回の本戦に臨む決意を見せる。
そのやり取りの合間に観客からは「YEET!」「YEAH!」の大合唱となるが、ここから本戦出場者であるカーメロ・ヘイズ、チャド・ゲーブル、アンドラデ、ドリュー・マッキンタイアらが続々と登場し、当然のごとく自分こそが明日の勝者だと主張していく。当然のように大乱闘となり、本戦では敵同士となるナイトとジェイの共闘シーンも見られるが、共闘と裏切りが交錯するのがマネー・イン・ザ・バンク戦。試合当日も同じ場面の再現がある事だろう。
続けて登場したのはカナダ・ケベック州出身のケビン・オーエンズ。そしてテーマ曲の大合唱の中、登場したランディ・オートン。今回の日本公演では今のところオートンの来日は発表されていないが、今回の放送からABEMAでは入場曲であるレヴ・セオリーの『ヴォイセズ』が訳詞と共に歌詞が字幕で出されるようになった。フランス・リオン大会で大合唱で迎え入れられた事に感激していたオートンだけに、最終発表での出場決定に期待しつつ、もし来日した時のための一助としてもらいたい。

そして最後はおなじみ、ダウンステイトの『キングダム』で入場したコーディ・ローデス。決めセリフである「さぁ、トロント!何から話そうか?」からスタートし、翌日のカードとして決まったコーディ、オートン、オーエンズ対ソロ・シコア、タマ・トンガ、ジェイコブ・ファトゥ戦についてを語る。続けてオートンはその試合をRKOで自身が勝ち取る事を予告し、最後にマイクを取ったオーエンズは落ち着いた声で5日前からの自身の状況について語り始める。
ケベック州に今でも住む家族はオーエンズの凱旋帰国を会場で観戦する予定だったが、母親が緊急搬送された事により今でも病院で療養中であること。11歳の時にプロレスラーになり、WWEに出ることを夢としてからサポートしてくれた家族のために、それからオーエンズもずっと病院にいたこと。WWEでは今回のPLE出場についても欠場を勧めてくれたが、もしそうしたら逆に両親は怒ることだろうことを熱く語り、翌日の6人タッグでの必勝を誓った。

インタビュー中の襲撃により急遽決定した『クラッシュ・アット・ザ・キャッスル』の再戦であるベイリー対パイパー・ニーヴェンの試合は、思わぬかたちで翌日の女子マネー・イン・ザ・バンク戦の前哨戦となった。ベイリーのセコンドにはナオミ。パイパーのセコンドにはチェルシー・グリーン。そして観客席の最前列ではイヨ・スカイ、ゾーイ・スターク、ライラ・ヴァルキュリアが顔をそろえる中、ノンタイトル戦ながら女子王者のベイリー対パイパーがスタートする。
パイパーのスラムからの100キロ越えセントーンを返すと、ベイリーも負けじとロープを使ってのブルドッグやトペで流れを引き戻そうとする。しかしここで観客席にはいなかったティファニー・ストラットンが入場ゲートから登場。試合には介入しなかったものの、ベイリーを挑発していく。リング上に戻るとベイリーのスリーパーをパイパーは倒れこむことで圧殺してエスケープ。しかしその間に場外では試合そっちのけで本戦出場者たちがやり合う事になる。ティファニーのコーナートップからのムーンサルト・アタックなどが決まる中、ベイリーはローズ・プラントで勝利をつかみ取る。
そこにすかさずクイーン・オブ・ザ・リングトーナメント覇者として、サマースラムでの王座挑戦が決定しているナイア・ジャックスがベイリーを襲撃。ダウンさせたベイリーにバンザイ・ドロップを狙うが、ミチンが竹刀を持って救出する。
女子マネー・イン・ザ・バンク戦ではノーマークだった曲者が間隙を縫って獲得するパターンが多くある。今回がそのパターンであれば、チェルシー・グリーンの獲得もあるのかも。ある意味男子よりも予想が難しい女子本戦も期待は大きく膨れるばかりだ。
この日のメインイベントはスマックダウン世界タッグ王座戦。王者チームであるグレイソン・ウォーラー、オースチン・セオリーのAタウン・ダウンアンダーに挑戦するのは、8年前に同会場でNXTタッグ王座を大激闘の末に獲得したトマソ・チャンパとジョニー・ガルガノの#DIY。王者組の最近のちょっとした不協和音にガルガノが心理戦を仕掛けるなど、この日に向けての挑戦者組の意気込みは入場時から爆発していく。
試合は長年のふたりの関係性からタッグチームのお手本のような基本に忠実なタッグワークを見せる挑戦者組に対して、王者組は体格差と若さで押し切ろうとする展開となる。場外戦ではウォーラーのアラバマ・スラムをカナディアン・デストロイのようなかたちで切り返すガルガノ。しかしリングに戻るとウォーラーがガルガノの得意とするエプロンからのタックルをヒザで迎撃するなど、王者としての意地も見せる。
試合終盤では挑戦者組は8年前にNXT王座を獲得した時の再現である、現在はAEWで活躍するFTRの必殺技であるシャッター・マシンを繰り出し、ミーティング・イン・ザ・ミドルを狙うがこれはセオリーがカット。しかしこここから挑戦者組がプロジェクト・チャンパ、ミーティング・イン・ザ・ミドルと畳みかけ、ウォーラーをガルガノ・エスケープで捉える。タップしようとするウォーラーをその腕を止める事で防いだセオリーだが、そのセオリーをチャンパがシシリアン・ストレッチで引きはがし、最後はウォーラーがタップする事で#DIYが初のWWE世界タッグ王座獲得を果たした。
誇らしげにベルトを掲げる新王者チームの感極まった表情で番組も終了かと思われたが、この日は会場に姿を現さなかった”新生”ブラッドラインの新たなる”一族の長”、ソロ・シコアの独白の映像が映し出される。ソロは”一族の長”の証である赤いレイ(ウラ・ファラ)を首にかけ、コーディの保持する王座を一族に自らの手で取り戻すことに加え、不在が続くローマン・レインズに対しても「レッスルマニアで敗北した事で一族に泥を塗った。もし王座を取り戻したいというのなら、俺がベルトを取り返した後に挑んでこい」と言い放ち、現王者のコーディにも「お前は俺を承認する事になる」と静かに宣告した。











