国土交通省は、東日本旅客鉄道(JR東日本)が申請した「羽田空港アクセス線(仮称)」の鉄道事業法第3条に基づく第一種鉄道事業を許可したと1月20日に発表した。運行開始時期は2029年度の予定。

 羽田空港アクセス線(仮称)は、休止中の東海道貨物線(大汐線)の改修と建設する新線をつなぎ、東京駅から羽田空港内の羽田空港新駅(仮称)まで停車駅なしに運行する、延長約12.4kmの新路線。新線の大部分は地下トンネルとなる。運行計画は、片道1日72本、毎時4本。
 鉄道事業許可は、東京貨物ターミナル〜羽田空港新駅(仮称)間、約5.0kmのアクセス新線の建設。宇都宮線・高崎線・常磐線直通を想定する今回の「東山手ルート」のほか、「西山手ルート」「臨海部ルート」も検討している。
 またJR東日本は、在来線・新幹線におけるIC定期券のサービスを拡充し、3月13日から「SuicaエリアとTOICAエリア」「TOICAエリアとICOCAエリア」をまたがる区間の在来線定期券をSuica、TOICA、ICOCAで発売する。新幹線定期券「FREX」「FREXパル」も交通系ICカードで販売する。
 今回の拡充によって、TOICAはサービスエリアを熱海、国府津、米原の各駅まで、ICOCAは亀山駅までそれぞれ拡大する。Suicaはモバイル(スマートフォン)でも利用でき、ICOCAも2023年春にモバイルICOCA(仮称)のサービスを開始予定だが、区間をまたぐ在来線・新幹線の定期券は当面カード型限定となる。