今年4月28日、イオンモールは地域創生型商業施設「THE OUTLETS(ジ アウトレット)」業態2号店として、福岡県北九州市に既存の「イオンモール八幡東」とブリッジで連結する「THE OUTLETS KITAKYUSHU」をオープンした。神奈川県平塚市のツインシティ大神地区に2023年春に開業予定の「(仮称)平塚プロジェクト」も、イオンモール「ジ アウトレット」ブランドの商業施設になるとみられ、もし予想通りなら、22年〜23年春はアウトレットモールの開業ラッシュだ。

 まず今年10月20日に、秩父鉄道の新駅「ふかや花園駅」から徒歩3分の駅前に、埼玉県深谷市における「花園IC拠点整備プロジェクト」の一つとなる三菱地所・サイモンの国内10カ所目のアウトレットモール「ふかや花園プレミアム・アウトレット」が開業予定。同事業地の公共ゾーンには今春、大型遊具のある公園緑地「深谷テラスパーク」、野菜の魅力を体験できる複合型施設「深谷テラス ヤサイな仲間たちファーム」も先行オープンした。
 さらに23年春には、大阪府門真市に、初となる、三井不動産の「三井ショッピングパーク ららぽーと」と「三井アウトレットパーク」の両ブランドの複合型大型商業施設「三井ショッピングパーク ららぽーと門真」(1階・3階)と「三井アウトレットパーク 大阪門真」(2階)が開業予定だ。総店舗数は合計約250。
 「ららぽーと門真」を含む「(仮称)大阪府門真市松生町商業施設計画」は、三井不動産レジデンシャルの新築分譲マンション、コストコホールセールジャパン(コストコ)の倉庫店、事業所の4街区で構成する。こうした集合住宅(住居系)、商業施設(商業系)、事業所(工業系)の一体開発は全国で行われているが、人気の「コストコ」の誘致に成功した大阪・門真は、今後の人口増加が期待できる関西エリア”最強”の立地といえるだろう。
 関東近郊でも、門真に比べると、規模はぐっと小さいが、相鉄いずみ野線「ゆめが丘駅」・横浜市営地下鉄ブルーライン「下飯田駅」、相鉄・東急直通線「羽沢横浜国大駅」、横浜市営地下鉄グリーンライン「川和町」駅、西武池袋線・新宿線「所沢駅」とその周辺地域などで、新築マンションまたは戸建分譲地と商業施設(大規模開発の場合はショッピングモール、最小規模ではスーパー・ドラッグストアなど)を中心とした住宅・商業一体開発が進められている。自治体との連携を強化し、地域密着を打ち出す各地の大規模商業施設に注目だ。(BCN・嵯峨野 芙美)