三井不動産は2023年冬に、ライフスタイル型商業施設「(仮称)南船橋駅前商業施設計画」(千葉県船橋市)の開業を予定している。

●スーパーなど約40店舗で構成


 「(仮称)南船橋駅前商業施設計画」は、船橋市が実施した「JR南船橋駅南口市有地活用事業」の事業者公募において三井不動産が選定されたもので、駅前市有地の高いポテンシャルを活用して、官民連携による開発を推進することで臨海部の玄関口としてふさわしい拠点形成を含めた魅力的なまちづくりを実現するとともに、賑わいの創出や回遊性の向上を図る。
 商業機能としては、スーパーマーケット、飲食店舗、クリニックモール、ウェルネス関連といった生活利便性の高い約40店舗が出店し、地域居住者や南船橋駅利用者を中心に、幅広い世代の来店客に楽しんでもらえる施設を目指す。屋外各所にコンセプトを持たせた溜まり場や多様な植栽を整備するなど、滞在価値向上のための施策を行ってる。
 敷地内には、約5000平方メートルの屋外広場を整備することによって、地域居住者の憩いの場とするほか、地域連携を図ったイベントの実施にも活用する。