応援したい地域に寄付ができ、返礼品もうれしい「ふるさと納税」。所得税の還付や住民税の控除にもつながると利用者も増えていますが、子育て世帯での利用実態はどうなのでしょうか。
そこで「まなびの手帳」でアンケートを実施。1,498名の保護者のかたにご回答いただきました。

この記事を読んでくださったみなさまの「ふるさと納税」に関するエピソードや、記事のご感想など、ぜひコメントでお寄せください。

この記事のポイント

  • していない人のほうが多いものの、ほぼ半々!
  • 【している人】返礼品を楽しみつつも、控除限度額を超えないか不安も
  • 【していない人】「やり方がわからない」「仕組みがわかりづらい」の声が多数

していない人のほうが多いものの、ほぼ半々!

調査地域:全国
調査対象:小学生・中学生・高校生のお子さまをお持ちの保護者のかた
調査期間:2022年10月27日〜2022年11月16日
調査手法:WEBアンケートによるベネッセ調べ
有効回答数:1,498名

2008(平成20)年5月からスタートし、2022年で15年目となる「ふるさと納税」制度。小学生・中学生・高校生のお子さまを持つ子育て世帯では「していない」が52%と6ポイントほど優勢であるものの「している」と「していない」は、ほぼ半々という結果となりました。

ふるさと納税をしている人、していない人は、それぞれどのようなメリット・デメリットを感じていらっしゃるのでしょうか。フリーアンサーの声から探ってみました。

【している人】返礼品を楽しみつつも、控除限度額を超えないか不安も

ふるさと納税をしている人からは、返礼品への満足度の高さがうかがえる声が多く寄せられました。返礼品としては、普段使う日用品、好きな食べ物や試してみたい食品が人気を集めている様子です。中には災害の際の備蓄品に活用する人もいらっしゃるようです。

● トイレットペーパーとティッシュを毎年もらっています。(小1・熊本県)

● いつもお米やいちごなど食品を頼んでます。(小6・愛媛県)

● 手続き等は主人に任せている。ご飯のおかず(冷凍ハンバーグや冷凍銀鮭)、子供のための地球儀、震災時のための備蓄品(保存水や食料)などいろいろな面でお世話になっている。(小2・埼玉県)

● ふるさと納税をすると住民税が安くなるし、自分の欲しいものを選べるのでやって損はないと思います。山形県のつや姫、宮崎牛はおいしかったです。(小2・埼玉県)

被災地や地元など、応援したい自治体の支援に活用する人も

ふるさと納税の目的として、被災地や地元、旅行先などの支援を挙げている人も多くいました。

● 地元と災害のあった県に応援の意味も込めてしています。(小1/小6/高2・広島県)

● 旅行先にふるさと納税をしました。(小4・大阪府)

控除上限額を超えないかを心配する声も

ふるさと納税では、控除限度額を超えてしまうと、超過分は自己負担となり、控除・還付されません。そのため、限度額を超えていないか、不安に感じる声も寄せられていました。
また、年収200万円以下だと控除が受けられないことを嘆く声も。ふるさと納税は、計画的に利用することが求められそうです。

● ふるさと納税に特化したサイトで申込。手続きは簡単ですが、ちゃんと戻ってきているのか確認が難しいです。ギリギリで持ち出しが多くならないようシミュレーションより少し少なめにしてます。親の出身地や欲しいもので検索して、牛肉、市田柿、いちごなどいただいてます。(中1・埼玉県)

● 一度だけしたことがあるが、今は育休中で収入がないのでできない。(小1・栃木県)

【していない人】「やり方がわからない」「仕組みがわかりづらい」の声が多数

ふるさと納税をしていない人からは「制度や仕組みがわからない」といった声や、「多くのサイトや返礼品がある中で、何を選べばいいのかわからない」というような声が目立ちました。「調べよう」と思っているうちに、時が経ってしまっている…という実情もあるようです。

● してみたいけど、いまいち制度がよく分からない。(小1/小6・愛知県)

● してみたいけど、色々ありすぎて何がお得なのかよくわからない。(中2/中3/高3・沖縄県)

● してみたいけど、いろいろなふるさと納税のサイトがある中で、どれで申し込むのがいいのかわからず、いつかちゃんと調べて納得してからやってみようと思っているうちに何年もたってしまっています。(小2・大阪府)

住んでいる自治体の税収減を懸念する声も

「してみたいけど、わからない」という声も多い中、主体的に「しない」という選択をしている人たちもいらっしゃるようです。
居住する自治体の税収が減ることへの影響が気になるというのが、その理由のようです。

● 今住んでるところにお世話になっているので、自治体の収入が減れば自分たちに跳ね返ってくるし、他の所も大変なのはわかってますが、特別この自治体って所がない(小6・千葉県)

● 目先の米や肉に目がくらんで皆さん飛びついてますが、自分の自治体の使えるお金が減って、自分の暮らしの質が下がると思うので、私はやっていません。(小1・千葉県)

まとめ & 実践 TIPS

子育て世帯の保護者に聞いた今回のアンケートでは、ふるさと納税をする人、しない人は、ほぼ半々という結果でした。それぞれメリット・デメリットがあるため、今回ご紹介した声も参考に、家族で話題にしてみるのもいいですね。

この記事を読んでくださったみなさまの「ふるさと納税」に関するエピソードや、記事のご感想など、ぜひコメントでお寄せください。

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関連リンク:
【ふるさと納税】はじめの一歩 初心者の疑問や不安がこれで解消!

出典:
ふるさと納税、していますか?

調査地域:全国
調査対象:小学生・中学生・高校生のお子さまをお持ちの保護者のかた
調査期間:2022年10月27日〜2022年11月16日
調査手法:WEBアンケートによるベネッセ調べ
有効回答数:1,498名