名優・藤竜也を筆頭に、平均年齢76歳・合計380歳の超ベテラン俳優陣がスクリーン狭しと大暴れする、世代を超えた青春ムービー『それいけ!ゲートボールさくら組』が、2023年5月12日(金)より全国ロードショー中です。

人生には遅すぎることなんて一つもない

 老若男女が楽しめるゲートボールに、かつての青春時代の仲間たちと共に挑む老人たちの姿を描いた、シニアが奮闘するエンタメムービー『それいけ!ゲートボールさくら組』。藤竜也演じる主人公・桃次郎たちが奮闘する姿は、「人生には遅すぎることなんて一つもない」と、様々な世代にエールを送り勇気づけるはずです。

『それいけ!ゲートボールさくら組』(c)2023「それいけ!ゲートボールさくら組」製作委員
『それいけ!ゲートボールさくら組』(c)2023「それいけ!ゲートボールさくら組」製作委員

 主演を務めるのはスクリーンデビューから60年、『愛のコリーダ』や『龍三と七人の子分たち』など昭和から令和の現在まで活躍し続け、様々な主演作や代表作を排出してきた日本を代表する名優・藤竜也(81歳)。

 令和となっても俳優としての気力は留まることを知らない藤。80代最初の主演映画となる本作では、青春時代の友である元ラグビー部マネージャー・サクラが経営するデイサービス<桜ハウス>の倒産危機を知り、いま自分たちができることで手助けしようと奮起。かつての仲間達を集結させて、どういう訳か「チームさくら組」を結成しゲートボール大会に出場して優勝を目指す主人公・織田桃次郎役を演じます。

『それいけ!ゲートボールさくら組』(c)2023「それいけ!ゲートボールさくら組」製作委員
『それいけ!ゲートボールさくら組』(c)2023「それいけ!ゲートボールさくら組」製作委員

 そして高校時代からの元ラグビー部仲間には、石倉三郎(76歳)、大門正明(73歳)、森次晃嗣(79歳)、小倉一郎(71歳)らが個性豊かなキャラクターで登場。平均年齢76歳・合計380歳の超ベテラン俳優陣が、スクリーン狭しと大暴れ。山口果林や田中美里が「チームさくら組」の一員として華を添えます。

 他にも、桃次郎たちのかつてのラグビー部仲間で今は亡き盟友役として毒蝮三太夫(特別出演)や、その孫娘で桃次郎たちにゲートボールをスパルタ指導する高校生・嶋田七海役に本田望結、さらに、生前ゲートボール愛好家としても知られていた落語家・三遊亭円楽(友情出演)が名を連ねます。

ホンダ「ドリームCB750FOUR(1969)」
ホンダ「ドリームCB750FOUR(1969)」

 藤竜也さんといえば、多くのバイクが登場する『女番長 野良猫ロック』(1970年)は外せません。当時大流行していたGSサウンドに乗せて、ホンダのドリームCB750FOURに乗る和田アキ子さんを筆頭に東京のワルたちが大暴れするスケバン映画で、藤さんはダイハツ・フェローバギーに乗る黒シャツ隊のボス・勝也を演じていました。また、草刈正雄さんと共演した刑事ドラマ『プロハンター』(1981年)にもホンダのモンキーやカワサキのFX400、ヤマハのXT250などが登場します。

『それいけ!ゲートボールさくら組』(c)2023「それいけ!ゲートボールさくら組」製作委員
『それいけ!ゲートボールさくら組』(c)2023「それいけ!ゲートボールさくら組」製作委員

『それいけ!ゲートボールさくら組』は2023年5月12日(金)より全国ロードショーです。