軽量でコンパクト、取り回しの良さなどから、原付2種を使用して通勤・通学したいと考える方も多いでしょう。通勤・通学におすすめのバイクには、どんなモデルがあるのでしょうか。

ホンダ「スーパーカブ110」

 最初に紹介するのは、ホンダ「Super Cub110」です。1958年に初代のスーパーカブが発売されてから、世界中で1億台以上が生産されてきたシリーズとあって、その性能には定評があります。

 スーパーカブというと、郵便配達や新聞配達など配達業務で使用される仕事向けのバイクというイメージがあるかもしれません。しかし、プライベート向けのモデルは6色のカラーバリエーションがあり、通勤や通学での利用にも親しみやすいデザインになっているのです。

 ペダルを踏んでシフトチェンジを行いますが、クラッチ操作が不要なため操作性が良く、AT限定免許でも運転が可能となっています。空冷4ストローク単気筒エンジンを搭載しており、低・中回転域で力強い走りができるのも魅力でしょう。

 また、電子制御による燃料噴射装置を採用しているので、コンピューターが理想的な燃料供給をコントロール。燃費消費率は62.0km/h(60km/h定地燃費値、2名乗車時)で、原付二種ではトップクラスの燃費性能を誇ります。メーカー希望小売価格は28万500円(税込)です。

ヤマハ「アクシスZ」

 次に紹介するのは、乗り心地と経済性を両立したヤマハ「アクシスZ」。なめらかな曲線とシャープな直線が印象的なボディーで、5色のカラーバリエーションがあります。車両重量は100kgと軽量で女性でも扱いやすく、軽快な走りを楽しむことができるでしょう。

ヤマハ「アクシスZ」

 666mmのロングシートが備わっており、快適なポジションを探すことができます。また、シート下には37.5Lのトランクスペースがあり、ジェットタイプのヘルメットなら2つ収納することが可能です。その他にも、小物類が収納できるポケットと買い物袋などを掛けられるフックが備わっているのも嬉しいポイントです。

 燃費消費率は58.0km/h(60km/h定地燃費値、2名乗車時)で、ヤマハの125ccスクーターのなかでは最も燃費性能が良いモデルとなっています。エンジンには、空冷4ストロークSOHC・2バルブ単気筒エンジンを採用。メーカー希望小売価格は24万7500円(税込)です。

ホンダ「PCX」

 スタイリッシュなデザインと環境性能に優れたエンジンを持つスクーターとして、人気を得ているホンダ「PCX」も、通勤・通学におすすめの燃費の良い原付二種といえるでしょう。

ホンダ「PCX」

 水冷4ストローク4バルブ単気筒eSP +エンジンが、さまざまな速度域でのなめらかで伸びのある走りを可能にしており、低燃費を実現しています。

 セレクタブルトルクコントロールを採用しており、前・後輪の車輪速センサーから後輪のスリップを検出すると、燃料噴射量をコントロールしてエンジントルクを最適化し、後輪スリップを抑制するシステムになっているのです。そのため、すべりやすい路面や加速時でも安心して走行できるでしょう。

 また、メーター周辺やハンドルのグリップエンドなど、ハンドルまわりの作り込まれたデザインもPCXの魅力です。

 PCXには、ここで紹介した原付二種のほかに、ハイブリッド車や160ccのモデルもラインナップされています。燃費消費率は55.0km/h(60km/h定地燃費値、2名乗車時)、メーカー希望小売価格は35万7500円(税込)です。

ホンダ「Dio110」

 続いて紹介するのは、軽快な走りができ、燃費性能にも優れたスクーターであるホンダ「Dio110」です。

ホンダ「Dio110」

 14インチの大径ホイールなので、直進時もコーナリング時にも安定感があり、荒れた路面での乗り心地にも安心感があります。

 スマートキーを採用していることから、エンジンの始動やハンドルロックの解除のために、キーをカバンやポケットから取り出す必要がありません。加えて、スマートキーには車両のウインカーを点滅させることで位置を知らせる機能があり、駐輪場など多くのバイクが並んでいる中から愛車を探す際に役立ちます。

 シート下には18Lの容量を誇る大きなラゲッジボックスがあり、フルフェイスヘルメットも収納できるのもポイント。

 また、エンジンには109ccの空冷4ストロークOHC単気筒eSPエンジンを採用しています。アイドリングストップシステムも搭載しており、余分な燃料消費を抑えることが可能です。燃費消費率は59.4km/h(60km/h定地燃費値、2名乗車時)、メーカー希望小売価格は24万2000円(税込)〜に設定されています。

スズキ「アドレス110」

 最後に紹介するのは、優れた燃費性能と走行性能を両立させているスズキ「アドレス110」。小さくて軽量ながらも燃焼効率が良く、気持ちの良い加速ができる112ccの強制空冷4サイクル単気筒/SOHC・2バルブエンジンを搭載しているのがポイントです。

スズキ「アドレス110」

 燃料やバッテリー液なども含めた総重量が100kgと非常に軽量で、街中での使い勝手は抜群といえます。また、落ち着いた雰囲気のタイタンブラックや、鮮やかな色合いのキャンディマックスオレンジなど、6色のカラーバリエーションがある点も魅力でしょう。

 コンバインドブレーキによって、左ブレーキレバーを握るとフロントとリヤのブレーキが同時に作動するため、効率の良い制動力を得ることを可能にしています。

 シート下には、20.6Lの広々とした収納スペースを確保しており、フルフェイスヘルメットも収納することができるのです。また、フロントにはコンビニ用フックやペットボトルなどを収納できるインナーラックが左右に1つずつ設けられているなど、利便性の高い仕様となっています。

 燃費消費率は53.0km/h(60km/h定地燃費値、2名乗車時)、メーカー希望小売価格は22万5500円(税込)です。

※2021年9月現在。

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 通勤・通学におすすめの、燃費の良い5つの原付2種を紹介しました。燃費だけではなく、走行性能にも優れ、街中で扱いやすいのが原付二種の魅力です。原付1種とは違い、法定速度30km/hや2段階右折などの制限もなく、他の車両と一緒に走行できるなど利点が多いため、通勤・通学に原付2種を検討してみるのも良いかもしれません。