ライダーの休憩地として人気の第三京浜道路「保土ヶ谷PA」(下り施設のみ)のフードコートに、牛めしの「松屋」がオープン(2021年12月23日)したことは、ここを知るライダーの間ではちょっとした話題となりました。久しぶりに立ち寄り、ランチをいただきました。
松屋の牛肉がラーメンに、一部店舗限定メニュー
第三京浜道路の「保土ヶ谷PA」(下り施設のみ)と言えば、多くのライダーが集まる「聖地」的なPAです。東京都世田谷区の「玉川IC」から神奈川県横浜市神奈川区の「保土ヶ谷IC」まで、全長16.6kmの東京と横浜を結ぶ京浜道路です。

東京から横浜方面へ向かい、保土ヶ谷料金所のすぐ先にある「保土ヶ谷PA」は、80年代後半から90年代前半まで、ライダーの集合場所として大いに賑わっていました。時代は変わり、落ち着きを取り戻したとも言われていますが、いまでも週末には多くのバイクを見ることができます。
そんな「保土ヶ谷PA」の平日のお昼の時間帯は、ビジネスドライバーでいっぱいです。バイクは自車を含め3台でした。
今回の目的は、2021年12月23日にオープンした「松屋」でのランチです。日本全国あらゆるところに店舗を構え、牛丼やカレー、定食などを提供する大手チェーン店ですが、PAなど高速道路の施設でしか食べられないメニューがあるというのです。
早速オーダーしたのは「牛肉ラーメン」(790円)と「牛めし小盛セット」(340円)です。合計で1130円という価格が高いか相応かは食べてみないとわかりません。
牛肉ラーメンは、麺は細めでシンプルな醤油ベースのスープに松屋の牛肉の旨味が加わり、胃袋に染み渡る美味しさです。セットの牛めしはいつもの味、さすが大手の味付けは安定感抜群です。

しかし「小盛」にしては牛めしの量が予想以上に多く、全体的にボリュームがあります。そういう意味では1000円超えの満足感はアリでしょう。
ラーメン自体の味については好みもありますが、いまやラーメンの味で勝負する店が全国各地にある時代においてはごく「普通」な印象です。「牛肉ラーメン」単体ではリピートしたいとは思えず、とはいえ、一般の店舗では食べられないメニューということもあり、お腹が空いた時に今回のセットはまたオーダーしてしまうかもしれません……。