日本全国に広がりつつある「オートバイ神社」は、「一般社団法人 日本二輪車文化協会」が独自に認定するものです。開設第5号となる「柏の杜オートバイ神社」を訪れると、鳥居が横に並ぶ不思議な光景に出会いました。

こんなツーリングスポットもいいかも?

「一般社団法人 日本二輪車文化協会」が独自に設定する「全国オートバイ神社」は、宗教的な意味合いを持たず、ツーリングライダーの立ち寄りスポットとして、全国各地を活性化する趣旨のもと認定されているものです。2022年10月現在、16のオートバイ神社が認定されています。

鳥居が横に並ぶ境内にはバイクでの乗り入れが可能。左から2番目が「オートバイ神社」
鳥居が横に並ぶ境内にはバイクでの乗り入れが可能。左から2番目が「オートバイ神社」

 最近認定されたのは、2022年2月に開設された「鈴鹿オートバイ神社」です。今回訪れた「柏の杜オートバイ神社」は、2021年8月に第5号として開設されたもので、千葉県柏市にあります。日本最大級のバイクオークション会場として知られる「BDS柏の杜」に隣接しており、バイクで向かいました。

 ここでは2022年8月に「BDSバイクセンサー真夏の祭典」が開催され、出店やフリースタイルモトクロス、オフロード走行体験などで盛り上がった場所です。この広大な敷地内の出入口付近にあるのが「柏の杜オートバイ神社」です。

 境内までバイクで進入することができるようになっており、奥まで進むと、なんと鳥居が4本並んで建っています。前後ではなく並列する鳥居の光景は意外です。大きな社殿がひとつのイメージだったので、少々驚きました。

オートバイ神社の前には「架空のバイク」を模った石のモニュメントが置かれていた
オートバイ神社の前には「架空のバイク」を模った石のモニュメントが置かれていた

 よく見ると、その中のひとつが「オートバイ神社」のようです。それ以外は「モトム神社」「ホールインワン神社」など、アタマの中が「???」となるもの。

「モトム」とはBDSグループのオリジナルキャラクター「モトム君」のことのようです。二輪販売店の商売繁盛などを祈願するのだとか。ホールインワンはそのまま、ゴルフを愛する人たちのための神社ということでしょう。

 オートバイ神社に参拝を済ませ、バイクへ戻ると「今日でこのバイクとお別れなんですよ」というハーレーのライダーに写真を頼まれました。愛車と最後のライディングを楽しまれている様子。宗教的な意味合いがない神社でも、バイク乗りの立ち寄りスポットとして機能していることを感じました。

 境内には自動販売機や休憩用のテーブルベンチなどもあり、少し離れた事務所でお守りや絵馬も買うことができます。建立の目的通り、ツーリングスポットのひとつとして一度訪れてはいかがでしょうか。