毎月8の付く日は『高梨はづきのきおくきろく。』は、ゴールドウインから発売が開始されるCAKEの軽二輪EVバイク「Makka flex:work(マッカ フレックス :ワーク)」をご紹介!

無骨な印象のMakka flex:workを紐解く

 皆さんこんにちは、高梨はづきです!

 この春、ゴールドウインから発売が開始されるCAKE(ケイク)のEVバイク【Makka flex:work(マッカ フレックス :ワーク)】を紹介していくよ!

CAKEの軽二輪EVバイク「Makka flex:work(マッカ フレックス :ワーク)」に試乗
CAKEの軽二輪EVバイク「Makka flex:work(マッカ フレックス :ワーク)」に試乗

 前回のコラムで紹介したのは、同メーカーのMakka flex(マッカ フレックス)という無印モデル。こちらは定格出力が1.55kWなので、普通自動二輪免許(いわゆる中免)を所持していれば乗ることができるんだよね。ちなみに、定格出力はバッテリー残量が残っている限り安定的に乗っていられるワット数(1kW=1000W)のことを指していて、電動バイクは『排気量に代わり定格出力値によって免許区分が決められる』ところまでは理解できたかな?

 今回紹介するMakka flex:workは、1.55kWの定格出力なんだけどこれはMakka flexと同じ出力値。従って、基本設計は同じと考えて良いんだけど、想定利用シーンに応じた設定バリエーションになっているみたいなんだよね。たとえばこの2モデルでは最大瞬間出力が変わってくるのがポイントとしてひとつあって、Makka flexは2.8kWで、Makka flex:workは3.3kWの最大瞬間出力が出せるんだ。無印モデルと比べて約18%アップって感じかな。

前後の大型キャリアが装備されていても走行には支障がない
前後の大型キャリアが装備されていても走行には支障がない

 さて、その最大瞬間出力とはなんぞや?と思う方もいるだろうから、わたしなりに簡単に説明してみよう!名前の通り瞬間的に出力をUPしたときに出る数値を指しているんだけど…わかるかな?

 たとえば、止まった状態から2台同時にスタートして、Makka flexとMakka flex:workどちらが30m先に着きますか?って問題があったとしたら、最大瞬間出力の数値が大きい:workが先に辿り着く、という結果になると思うんだ。内燃機搭載バイクでいう”トルク”の解釈に似ているかなぁと思う!

 車体選びで同じ出力で迷った時に、一時的に電力が上がったりするような負荷(坂道とかね!)に対して力を発揮してくれるのは、最大瞬間出力の数値が大きい方がより対応してくれると覚えておこう!

一目でわかる大型キャリアが目を引く

 ここまでの説明で、:workモデルは過酷な状況でも対応してくれるバイクだというのがわかったと思う。モデル名に冠されている通り、ワーク、おそらく商業用に使われるのを想定しているんだけど、そこで嬉しいのが一目でわかる大型キャリアが装備されていること!

:workには、一目でわかる大型キャリアを前後に装備
:workには、一目でわかる大型キャリアを前後に装備

 最近は、郵便や新聞などの配達バイクなどにも採用が加速してきていて日常の中でも見かけるのが当たり前になってきた電動バイク。わたしたちの生活を支えてくれているデリバリーワーカーたちにもうってつけのモデルだということだね。

サドル下には5V2Aのポータブル電源も搭載
サドル下には5V2Aのポータブル電源も搭載

 バッテリー容量も大きいから一度のフル充電で100kmもの距離を航続可能なんだけど、これは無印モデルと比較して約2倍!サドル下には5V2Aのポータブル電源も搭載しているので、スマホをナビ代わりにしてもバッテリー消耗の心配はいらないね。

 現行法では電動バイクには車検が必要ないのも嬉しい点。メンテナンスの手間や近年高騰しているガソリン代の事を考えると経済的にも心強いし、これは庶民の味方かもしれない!

個人的にスポークホイールを採用しているのが嬉しいポイント
個人的にスポークホイールを採用しているのが嬉しいポイント

 商業向けの作りとはいえ、普段の日常使いにも最適だよ!たとえば、キャリアにアウトドア用品を積んで近場でキャンプを楽しんだり、ある程度大きな買い物もできそうなのでショッピングにも大活躍しそう!

 個人的にスポークホイールを採用しているのが嬉しいポイントで、クラシックな足回りが車体の斬新さを際立たせてくれているよね。これで近くのスーパーに買い物に行ったらめちゃくちゃ注目を集めること間違いなしだね!

フロントのキャリアの下にあるヘッドライトは、荷物を積載するときに邪魔にならない
フロントのキャリアの下にあるヘッドライトは、荷物を積載するときに邪魔にならない

 爽やかに映えるカラーリングや、清流のように美しいカーブを描くMakka flexシリーズを改めて観察すると、CAKE車のデザイン良いところ全部入ってます!っていいとこ取りな車両だと感じるなぁ。キャリアが付いていても全くダサくないし、キャリアのための設計を感じるし、その可愛らしさに愛着が湧いてきてしまうほど。フロントのキャリアに大きな荷物を乗せても、ヘッドライトはキャリアの下に付いているから邪魔になることもないしね。こんなに幅広く使えると思ったら色々試したくなっちゃうよね!

 Makka flex:workの足付きはわたしの身長(158cm)でつま先がしっかり着地出来るよ。ロードバイクのサドルと同じようなクイックレバー式のシューが付いているので、すぐに高さ調整できるのはありがたいポイントだよね。家族間で共用してもこれは楽でいいかも!

:workに標準装備されているセンタースタンドは、男女問わず問題なく扱える
:workに標準装備されているセンタースタンドは、男女問わず問題なく扱える

 そして、:workはセンタースタンドが標準装備。バイクを止める時に大変かなぁと思うでしょ。でもね、この見た目の大きさから想像できない82kgというメチャ軽な車体重量!もっと重いと思っていたのでつい驚いちゃった。内燃機搭載バイクでいう50ccくらいの重量感なので、特に重い荷物をキャリアに積載しない限りは男女問わず問題なく扱えるはず!

 Makkaシリーズの可愛さは他でもないカラーリングと、細部に渡ってこだわり抜かれたひとつひとつのパーツにあるんだ。

特にホイールの中のメカニカルが見えるよう窓が付いていることにわたしは感動した
特にホイールの中のメカニカルが見えるよう窓が付いていることにわたしは感動した

 武骨なんだけど丸みのあるデザインが基調になっていて、ミラーやウィンカー、テールからキャリアにシート、そしてステップなど、全体が角が取れた形で統一されているのがおしゃれだよね。角形の与える印象って安心感だったり信頼感、力強さやゴツさのあるイメージだと思うんだけど、角丸のアールを大きく、そしてパステルカラーの配色でさらに柔らかくしているから優しさが印象的。特にホイールの中のメカニカルが見えるよう窓が付いていることにわたしは感動した。デザイナーの遊び心がなんだか粋だよね。

近未来のような空間を演出した発表会を開催

 さて、今回潜入したCAKEの発表会&試乗会では、会場内にかっこよく展示されているCAKEのバイクがズラリ。空間そのものが近未来のような、でもちゃんとバイクという乗り物が基礎にあって…わたしたちが大好きな”バイク”が疎かにされていないような感覚を覚えたよ。そして新たなバイクカテゴリーが誕生した瞬間を目撃したような凄みを感じれた!

空間そのものが近未来のようなCAKEの発表会では、CAKEのバイクがズラリ展示されていた
空間そのものが近未来のようなCAKEの発表会では、CAKEのバイクがズラリ展示されていた

 ちなみに、CAKE社がゴールドウイン社とタッグを組むにあたってどれくらい気合が入っていたかというと、ライディングパフォーマンスを最適化するために【Makka】【Osa】【Kalk】の3モデルすべてゼロから設計したんだって。CAKE社のステファン・イッターボーンCEOは「自転車からヒントを得て製作した」と言っていたんだけど、細部を全て完璧にするために計算し尽くし、とにかく精巧に造ったのだとか。軽くて静かで清潔感のある電動バイクの新たなカテゴリーで、日本市場の先陣を切っていきたいと力強く伝えていたのが印象的だったよ。

Makka flex:workは、実用的なパートナーとして活躍してくれそう
Makka flex:workは、実用的なパートナーとして活躍してくれそう

 EVバイクが、今よりもっともっと世の中に普及していくであろう近い未来に向けて、CAKE社の電動バイクはリードしていく存在になっていくのか?そこにも注目したい!

 熱い想いに触れたわたしは、電動バイク界も盛り上がってきたんじゃない?!と気持ちの昂りを隠せません!

 CAKEのようなおしゃれEVバイクが普及するようになったら日本はどんどんおしゃれな国になっちゃうなぁ〜。商業用に最適化されているMakka flex :workは、実用的なパートナーとして、仕事はもちろん、趣味などに選んでもきちんと応えてくれそうだね!

…ということで本日はここまで!
 また8のつく日にお会いしましょう〜!