トヨタは2024年2月20日、今春、英国への再投入を決定した新たなプラグイン ハイブリッドモデル「プリウスPHEV」を公開しました。
まったく新しいプリウスプラグイン
2024年2月20日、トヨタが今春、英国市場に再投入するまったく新しいプラグイン ハイブリッド電気モデル「プリウス PHEV」を公開。電動化の限界を押し広げてきた輝かしい歴史を持つ同モデルらしく、最新の第3世代プリウスプラグインは、クーペのようなシャープなスタイリングと合わせて、さらなる燃費、排出効率、EV走行性能が実現されています。
第5世代のトヨタハイブリッド電気技術の恩恵を受ける2Lプラグインシステムが搭載された、デザインとエクセルの2つのバージョンを設定。
パワートレインは最大220bhp(223 DIN hp/164kW) を発揮し、従来のプリウスプラグインモデルの 121bhp (122 DIN hp/90kW) から大幅に向上したことで、力強く応答性の高い加速が実現されました。
さらに、13.6kWhリチウムイオンバッテリーによる最大83.4マイルのEV走行距離により、日常のほとんどの移動での完全な電気走行が可能です。
![トヨタが英国市場への再投入を発表した新型「プリウスPHEV」](https://bike-news.jp/wp-content/uploads/2024/02/1-74-1000x667.jpg?v=1708568049)
また、トヨタニューグローバルアーキテクチャー (TNGA)GA-Cプラットフォームの進化により、バランスとハンドリングも向上。軽量化と高剛性化による、安定した乗り心地が実現されました。
それらに加え、EVバッテリーを後部座席の下に配置し、燃料タンクをより低く前方に移動することで重心が低くなり、ドライビングダイナミクスと機敏性の向上に貢献しています。
スタイリングに関しては、プリウスの特徴であるウェッジシェイプが進化し、よりエレガントなラインを表現。全高が50mm低くなったことに加えルーフピークを後方に移動し、最大19インチの大径ホイールを採用することで、クーペのようなシルエットを実現しています。
なお、ホイールベースは50mm延長されていますが、全長は46mm短縮されており、リアビューは、プリウスロゴを中心とした立体的な直線状の照明エレメントがアクセントになっています。
室内は広々としたキャビンにすっきりとしたインテリアレイアウトと、スタイリッシュで価値の高い素材で構成されており、ダイナミックな雰囲気と目的意識を際立たせる調和のとれたデザイン要素によって、広々とした空間が強調されています。
新型プリウスPHEVの注文受け付けは3月4日に開始され、最初の車両は7月に納車される予定です。