Aloha Happy Friday! 今週もクリステル・チアリの “The next station is...SUNNY RIDE!”
今週もご乗車いただきありがとうございます!
MTシリーズの最小排気量モデル
今回はマスターオブトロク(Master of Torque)、MTシリーズの一番小さいMT125の走りを堪能してきました!
250ccと並べてみるとMT-125の方が、背は高くて見た目もスリム。
身長が170cmある私でも、シートが810mmあるため足付きはベッタリとはいかないけど、乗ってしまえば車重は138kgで軽いから取り回しに不安もなく、走る前からワクワクでした。
エンジンをかけるとブルルンと深いエンジン音が鳴り響く。MTの音だ!ふふふ。たまらん。
![ヤマハ「MT-125」の足つき(身長170㎝)](https://bike-news.jp/wp-content/uploads/2025/02/cr001-1000x667.jpg?v=1708592842)
MTシリーズの大きいマシンは乗ったことがあるけど、それに比べたら排気量が小さい分、音は軽い気がするけど、しっかりMT。そしてMTってグーーーっと力強く前に引っ張ってくれたイメージが私の中に残っているけど、果たして125ccのエンジンはどうかしら?
246号線に面しているレンタル819東名横浜店から、今回もいつもと同じルートでバイパスから山道を走ってみよう。
ちょこっとアクセルを開けてみたら、優しくグイッと前に出る。125ccってエンジンが小さい分、グイッと前に押し出されるというよりジワジワっと前に出るイメージやけど、MASTER OF TORQUEはやはり違う。
125ccやけど、最初から前へ押し出されるというより、前から引っ張られるようなスムーズな力で走り出してくれた。車体が軽いのもあるんかな。めっちゃ乗りやすい。
ポジションも車体サイズもちょうどいい
ポジションも高めやから、オフロードに乗っているみたいなポジションで、前に体が行き過ぎへんからとっても楽で座り心地も最高。
スリムなタンクとシートのおかげで、キュッとしたフィット感がすごく気持ち良い。タンクが縦長やから膝上にまだゆとりがあって、脚も窮屈やなくてステップに足を乗せたままポジションを変えなくても、足首のストレッチもできてクリスさん的には最高に幸せ。
バイパスの流れに乗って走っていくと、自然とスピードが伸びていく。グーっと引っ張ってギアを上げて、またグーっと引っ張ってギアを上げて。
回転数上がると深いエンジン音の元気がさらに増して、音と共に私のワクワク感も増していく。お尻から伝わる振動も心地いい。
ボコッとした道もサスペンションがしっかりと吸収してくれて、お尻フレンドリー。
トップギアに入れてアクセルを緩めても、伸びやかに進んでくれて急な減速もなく、125ccやけどまったく小ささを感じない。もっと大きい排気量で走っているみたいな気分にさせてくれる。
![クリステル・チアリさんが試乗したヤマハ「MT-125」](https://bike-news.jp/wp-content/uploads/2024/02/2-76-1000x667.jpg?v=1708592025)
信号で止まる時も、ギアを使いながらスムーズに減速してストップ。
小さい排気量だからクリスさんでもしっかりと、余すことなくMT-125の楽しさを満喫できた。
山道に入って走ってみると、めっちゃ楽しい!
登りも降りもポジションがちょうどいいからか、焦ることもビビることもなく、スピードを落としすぎず、コーナーに合わせてマシンに身体を委ねてトコトン遊べちゃう。
スリムなタンクで余裕があった上の出っ張りに膝を当てながら、身体をずらして右へ左へとコーナーをズンズン進んでいく。
あれれ?私、上手くなってる!?って錯覚してしまうほど。
多分やけど、このサイズ感がきっと私の身長に合ってるんやろな。原付2種で軽くて、MTシリーズで街中も郊外も思うままに走れるって素敵やん。125㏄の世界は、つくづくちょうどいい。
![クリステル・チアリさんが試乗したヤマハ「MT-125」](https://bike-news.jp/wp-content/uploads/2024/02/3-75-1000x667.jpg?v=1708592066)
まだMT-25乗れてへんけど、これくださいって言うてしまいそうな勢いのクリスさん。
マジで気軽にちょっとそこまでもいけるし、高速は乗られへんけど、結構な距離を走っても全然疲れへんし、最高なバイクに今回も出会えてしまった。とにかく、一度乗ってほしい!私の言うてることが、「ほんまや!」ってなるから。
ほな、もう少し堪能して、次回はMT-25をライドしてきまーす!Ciao!Have a great weekend!