長かった冬も終わり、もうすぐ待望の春がやってきます。春といえばツーリングのベストシーズン。せっかくツーリングを楽しむなら晴れた日に行きたいものですが、天気予報に表示されている「降水確率」は日や時間帯によって変わるので、何%くらいを信じればよいのか判断するのは難しいところです。いったい何%くらいを信じればよいのでしょうか。

ツーリング日の降水確率はどのくらい信じればよい?

 せっかくツーリングを楽しむなら、晴れた日に行きたいものです。ツーリングの計画を立てるときに、天気予報で「降水確率」を確認するライダーも多いでしょう。降水確率では、降水確率は何%くらいを信じればよいのでしょうか。

ツーリングの計画を立てるときに、天気予報を確認するライダーも多い
ツーリングの計画を立てるときに、天気予報を確認するライダーも多い

 気象庁によると、降水確率は「一定の時間内に降水量1mm 以上の雨や雪が降る確率(%)の平均値」とされており、たとえば降水確率40%と表示されている場合、「40%の予報が100回発表されたとき、40回は1mm以上の雨が降る」という意味です。

 1mmの雨と聞くとすぐにイメージしづらいですが、霧雨のような雨量と捉えるとよいかもしれません。ただしこれは目安なので、「1mmであれば、あまり濡れないだろう」とたかを括っていると思っていた以上に濡れてしまうことも。

 また、天気予報はあくまで”予報”なので、外れることもあります。ただし降水確率が50%以上だと、出発時には降っていなくても途中で降りだす可能性も高いので、信じてもよいかもしれません。

 降水確率を確認して、ツーリングに行くか迷う人は、雨雲レーダーを確認するのもひとつの手です。雨雲レーダーでは、地図上でいつからどのくらいの量の雨が降るのか把握できるため、ツーリングのルートで雨が降るかどうか確認するのに役立ちます。

 ルート上に雨が降りそうな場所があったら、そこを避けたルートへ変更するのをおすすめします。またルート変更が難しい場合は、事前にレインウェアを着用するなどの対策を講じておくのもよいでしょう。

山の天気は変わりやすいため、山道のツーリングを楽しみたいライダーは特に天気に注意したい
山の天気は変わりやすいため、山道のツーリングを楽しみたいライダーは特に天気に注意したい

 また山の天気は変わりやすいため、山道のツーリングを楽しみたいライダーは特に天気に注意したいところ。なぜ山の天気が変わりやすいかと言うと、平地の湿った空気が上昇気流で山の上に移動することで雨雲を発生させるためです。

 逆に、山の反対側は晴天となっているケースもあります。これは、山の上からの下降気流によって雲が発生しにくくなるのが原因のようです。

 また山に雨雲がかかってるのが確認できたり風が冷たくなったりした場合、山で雨が降っている可能性もあります。そういったときは、一旦停車して天気予報・雨雲レーダーを確認しましょう。場合によっては折り返すのも選択肢に入れ、的確に判断したいものです。

 なお、走行途中で予期せぬ雨に遭遇してしまったときはそのまま走行を続けるのではなく、一旦休憩するのをおすすめします。

 雨の中バイクを運転すると、視界がさえぎられたり、転倒しやすくなったりなどのリスクが高くなり危険です。加えて、雨に濡れて身体が冷えてしまい、体調が悪くなってしまうかもしれません。通り雨の場合は10〜20分ほどで止む場合があるので、無理をせず安全運転を心がけましょう。

※ ※ ※

 降水確率をどのくらい信じるのかは自分次第ですが、50%以上の場合はかなり雨が降る確率が高いので、ルートを変更したり、時には中止したりなどしてもよいかもしれません。また、「前日または当日の何時時点で降水確率が何%だったら中止」と、あらかじめ中止基準を設けておくのもよいでしょう。

 雨の日はバイクの運転は危険なので、ツーリングに行く際は天気予報を確認しましょう。