カワサキは、2024年6月15日発売予定の新型モデル「NINJA 7 HYBRID/Z7 HYBRID」の発売延期を発表しました。

世界初の量産型ストロングハイブリッド車

 カワサキは、2024年6月15日発売予定の新型モデル「NINJA 7 HYBRID(ニンジャ・セブン・ハイブリッド)/Z7 HYBRID(ゼット・セブン・ハイブリッド)」の発売延期を発表しました。

カワサキのストロングハイブリッドモデル「Z7 Hybrid」(左)と「Ninja 7 Hybrid」(右)
カワサキのストロングハイブリッドモデル「Z7 Hybrid」(左)と「Ninja 7 Hybrid」(右)

 新開発の451ccパラレルツイン水冷4ストロークエンジンとトラクションモーター+バッテリーを搭載する世界初(2023年10月6日現在、大手パワースポーツメーカーの量産モデル※スクーターを除く)の量産型ストロングハイブリッド車(モーターのみでの走行が可能)です。

 先駆けて欧州市場に導入されているNINJA 7 HYBRID/Z7 HYBRIDは、600ccクラスのサイズ感でありながら、カワサキのEVですでに採用されている「e-boost」機能を搭載することで1000ccクラスのスーパースポーツモデルに匹敵する発進加速性能を実現しています。

 また、エンジンとモーターのポテンシャルをフルに引き出す「SPORT-HYBRID」、トラクションモーターで発進、EVからHEV(Hybrid Electric Vehicle)へシームレスに移行し高い燃費性能を実現する「ECO-HYBRID」、静粛で低振動、かつゼロエミッションの低速・近距離用モード「EV」の3つのライディングモードの切り替えも可能です。

 50ccクラス並みの燃費性能、ボタンシフトによるスポーツライディングの両立が図られNINJA 7 HYBRID/Z7 HYBRID。カワサキの広報担当によると、現状、明確な発売日は不明とのことですが、早期導入に期待したいところです。