梅雨シーズンはとくに思う「本当はガレージが欲しい!!」けど……バイクのカバーはいつかける?
バイクのニュース6/16(月)20:15
雨やホコリから愛車を守るためにバイクカバーを使っているライダーは多いでしょう。自宅に戻ったらすぐにカバーをかけたいのが人情ですが、エンジンやマフラーが熱いうちはかけられない……このジレンマ、どうすれば良いのでしょうか。
防犯上すぐにかけたい! でも冷めないとかけられない(泣)
バイクを駐車・保管するにはガレージが最適なことは分かっていますが、住宅事情などで青空駐車、もしくは集合住宅の駐輪場に「バイクカバー」をかけて停めているライダーも多いでしょう。そこで気になるのが「バイクカバーをいつかけるか?」ではないでしょうか。

たとえばマンションやアパートなどの屋根付き駐輪場に愛車を停めていれば、バイクカバーをかけなくても雨に濡れにくいかもしれませんが、風が強ければ吹き込んで濡れるし、ホコリは防げません。また直射日光を浴びなくても、紫外線によってゴムやブラスチックなどの樹脂パーツの劣化や塗装の退色が早まってしまいます。
そしてバイクカバーをかけずに剥き出しだと、ひと目で車種が特定されるため盗難の原因にもなります。したがって屋外に駐車する場合は屋根の有り無しに関わらず、バイクカバーの使用は必須と言えます。その意味では、帰宅したら可能な限り速やかにバイクカバーをかけて愛車を「隠す」のが得策です。
とはいえ、帰宅直後はエンジンやマフラーが熱いので、すぐにカバーをかけることができません。ともすればエキゾーストパイプにバイクカバーが触れてべチャ〜と溶けて貼りついてしまった……という悲しい経験をしたライダーもいるのではないでしょうか。
市販されているバイクカバーの中には耐熱素材や防炎加工を施したタイプもありますが、エンジンを止めて直後にかけるのは危険です。
そのため気温の高い夏場などは、エンジンを止めてから1時間くらい経ってからカバーをかけるのが安全です……が、防犯の観点からはすぐにかけたいので、悩ましいところです。
また天気が悪く雨天だと、雨ざらしにしたくないので早くバイクカバーをかけたくなります。雨で濡れているのでエンジンやマフラーが冷えるのは晴れた日より時間はかかりませんが、それでもすぐにかけるわけにはいきません。
そしてバイクが濡れた状態でバイクカバーをかけざるをえませんが、当然ながらカバーの中には「湿気」がこもります。これがサビやカビの原因になります。
中にはベンチレーション機能が備わるバイクカバーもありますが、そもそもバイクが濡れていたら、カバー内がしっかり乾くのには相応に時間がかかります。
そこで理想を言えば、雨が止んだらバイクカバーを外してバイクをしっかり乾かすこと。もっと理想を言えば、洗車して泥汚れを落としてから乾かせば、砂粒などの汚れがバイクカバーと擦れ合ってできる微細なキズを防ぐことができます。
もちろんバイクカバーそのものを干して、表裏共にしっかりと乾かしてからかけるのが前提です。しかし、いくら理想とはいえ「そんなに手間暇かけられないよ!」というのが現実ではないでしょうか。
バイクカバーを外している時間が長いほど防犯上で問題があるし、外したまま仕事に出るわけにもいきません。実際には雨が止んで時間ができた時に、バイクカバーを外して車体の水気を拭き取ったり、短時間でもバイクカバーを干すのが実際にできる最大限のケアだと思われますが、それでも相応に大変です。
簡易ガレージなら、集合住宅でも設置可能……かも?
そんなバイクカバー問題は、当然ながら「ガレージ」があれば解決できます。近年はバイク用品メーカーや有名な物置メーカーなどからバイク専用ガレージが販売されたり、今春(2025年)の東京モーターサイクルショーでは、ホンダとコラボしたコンテナガレージも展示されました。

もちろん、これらのガレージを購入する費用と設置するスペースがあれば問題は一気に解決しますが、現実的には「それができれば苦労はない!」という声も多いことでしょう。
そこで検討をおススメしたいのが「簡易ガレージ」です。金属パイプにキャンバス地を張った、いわゆるビニールハウス的なタイプや、蛇腹に開閉するアコーデオン型など、近年はかなりバリエーションが増えています。
なによりこれらの簡易ガレージの最大のメリットは「バイクと非接触」であることです。たとえば帰宅してエンジンやマフラーが完全に冷えていなくても、バイクカバーのように貼りついて溶けることはありませんし、雨天時に帰宅しても長時間雨ざらしにせずに済みます。
湿気に関してはバイクカバー同様に内部を乾かすのが思想的ですが、閉じたままでも車体と非接触で空間があるぶん、蒸れにくいでしょう。もちろんバイクカバーと車体が擦れ合ってキズができるような心配もありません。
簡易ガレージのサイズは様々ありますが、コンパクトなタイプなら「バイクのサイズ+α」の設置スペースで済むモノもあり、自宅の庭やクルマの駐車スペースの脇などに設置できる可能性もあります。
また「バイクカバーの範疇」ということで、集合住宅の駐輪場などに設置が可能な場合もあります(事前の確認・許可が必要)。
プライス的には高級なバイクカバーよりも高くなりますが、本格的なガレージより大幅に手が届きやすく、愛車を風雨から守り、盗難防止に役立ち、「バイクカバーをかける・外す」という手間も無くなります。
設置さえ可能であれば、簡易ガレージは大いにオススメできるアイテムです。












