NY連銀、10年ぶりシステムレポで資金供給−短期金利が異例の急上昇

NY連銀、10年ぶりシステムレポで資金供給−短期金利が異例の急上昇

(ブルームバーグ): ニューヨーク連銀は17日、公開市場操作(オペ)を実施し、10年ぶりに翌日物システムレポ(自己勘定による売り戻し条件付き買いオペ)で市場に資金を供給した。米短期金融市場で金利が2日連続で急上昇し、月半ばとしては異例の事態となったことに対応した。

  ニューヨーク連銀はフェデラルファンド(FF)金利を目標レンジ内にとどめるための同オペを実施。東部時間午前10時10分に締め切り、約530億ドル(約5兆7300億円)を供給したと、声明で発表した。オペは当初、技術的な問題によりいったんキャンセルされた。担保の対象となる証券には、米国債や機関債、住宅ローン担保証券(MBA)が含まれる。

  翌日物システムレポでニューヨーク連銀はプライマリーディーラーに、財務省証券などの担保に翌日物の資金を供給する。ライトソンICAPの調査リポートによると、こうしたオペは「2009年に金融当局のバランスシートが拡大されるまでは」、金融政策を運営する上で日常的な手段だった。

  FF金利の誘導目標レンジ内にとどまることが多い翌日物レポ金利は、17日には8%を超えて記録的なレベルに急上昇した。BMOによれば、同金利はその後には2.5%前後に低下した。レポ金利の急上昇は通常、四半期末あるいは月末にのみに発生する。

©2019 Bloomberg L.P.


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