住友生命:国内債やオープン外債、内外株を積み増し−下期計画

(ブルームバーグ): 住友生命保険は2019年度下期の運用計画で、国内債券のほか為替差損を回避(ヘッジ)しないオープン外債、内外株式の残高を積み増す方針だ。

  藤村俊雄運用企画部長は23日の記者説明で計画の大枠として、米中通商交渉やBrexit動向を含めて変動の大きい相場を想定、「機動的な売買や中期的に割安な水準で投資する」と述べた。その上で国内債は一時払い円建て保険販売見合いで投資する。積み増し額は上期の2900億円程度より下期はやや減らす。超長期債は低金利推移が見込まれるため抑制するが、金利上昇局面では超長期債へも入れ替える。

  オープン外債は円高進行など中長期的に割安と考えられる水準で買いを検討する。ヘッジ外債は、米国を中心に信用力の高い銘柄に投資するがソブリン債の償還により残高は横ばいを見込む。藤村氏は「米国はあと2回前後利下げが見込まれ、日米短期金利に連動する米ドルのヘッジコストは1%後半になると思う」と述べた。ユーロは「マイナス金利の深掘りはあるかもしれないが低下余地は小さい」とみている。

  国内株式・投信などの残高は増やす。ESG評価を含めて個別銘柄分析を深化させて、中長期的に成長が期待できる銘柄に投資・入れ替えをする。外国株式・投信の残高は増加。相対的に高い利回りが期待できるインフラエクイティやプライベートエクイティのファンドに加えて、米子会社シメトラ社へ投資適格社債の運用委託を開始する。貸し付けと不動産の残高は横ばいとする。

【2019年度下期の運用計画一覧】

※住友生命、富国生命は下期のレンジ(19年3月末予想)※大樹生命(旧三井生命)は19年度末のレンジ(19年3月末中心)

(第2段落以降にコメントを追加して更新します)

©2019 Bloomberg L.P.


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