ロシア、トルコ首脳がシリアに緩衝地帯設置で合意−クルド勢力排除へ

ロシア、トルコ首脳がシリアに緩衝地帯設置で合意−クルド勢力排除へ

(ブルームバーグ): ロシアとトルコは22日、シリア北部のトルコ国境沿いに緩衝地帯を設置する軍事作戦で合意した。両国は共同で哨戒(しょうかい)・監視を行うほか、同地帯から少数民族クルド人の武装勢力を排除するためにシリア軍と協調して行動する計画。

  ロシアのプーチン大統領とトルコのエルドアン大統領はロシアのソチで、6時間余りにわたった協議を終え、23日正午から開始する予定の同作戦で合意したと発表した。

  エルドアン大統領は共同記者会見で、「われわれはプーチン大統領と、シリアの領土・政治の保全とシリア難民の帰還で歴史的覚書を交わした」と発言。一方、プーチン大統領は、「シリア・トルコ国境で進展しているかなり深刻な状況の解決」に役立つ「重大」な決定に至ったと説明した。

  この発表は、米国の働き掛けで実現したトルコ軍とクルド人武装組織、人民防衛隊(YPG)の5日間の停戦が失効する数時間前に行われた。エルドアン大統領はYPGをテロリストと呼んでいるものの、YPGは米軍と共に過激派組織「イスラム国」(IS)と戦った。

  トルコ国防省は23日午前の声明で、「ソチでの合意にはトルコ国境の治安と、トルコ国境から30キロメートル以内の地域からのYPGの撤退を支持する条項が盛り込まれている」とし、「現時点では、既存の作戦地域外での新たな作戦を実行するさらなる必要性はない」と説明した。

©2019 Bloomberg L.P.


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