ボラティリティー切望のドル円トレーダー、この冬は一段と厳しい公算

ボラティリティー切望のドル円トレーダー、この冬は一段と厳しい公算

(ブルームバーグ): ドルの対円でのボラティリティー復活をもたらす起爆剤を探すトレーダーは、そのような材料登場を来年まで待つ必要があるかもしれない。

  米中貿易で部分合意への楽観が強まる中、ドル円のインプライド・ボラティリティーはあらゆる期間で低下してきた。英国の合意なき欧州連合(EU)離脱の可能性も薄れ、3カ月物のインプライド・ボラティリティーは7月以来の低水準を付け、今年これまでの最低を更新しそうだ。

  イベントリスクは長続きせず、1ドル=108円65銭のスポット参照レートを基にすれば、オプションは年内105円39銭から110円99銭で推移する確率75%を示唆する。これは円強気派には悪いニュースだろう。中には100円に近い水準で今年を終えると予想する向きもあるためだ。

  最も強気派の中では、モルガン・スタンレーが1ドル=101円への円相場回復を期待している。BNPパリバの見通しは102円、ゴールドマン・サックス・グループは今月、年末に向け103円を目標にドルをショート(売り持ち)とする取引を勧めた。

  直近の注目材料は日本銀行が今月30−31日に開く金融政策決定会合。黒田東彦総裁は前回会合で、今回「経済・物価動向を改めて点検していく」方針を表明したことから、追加緩和が決まるとの観測も一部にある。そのような動きが実際にあれば、円相場を抑えるのみだ。

©2019 Bloomberg L.P.


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