GSOMIA、韓国は賢明な対応を−外務省局長協議で日本側

GSOMIA、韓国は賢明な対応を−外務省局長協議で日本側

(ブルームバーグ): 外務省の滝崎成樹アジア大洋州局長は15日、韓国外務省の金丁漢アジア太平洋局長と日本外務省で協議した。日本側は23日に失効期限を迎える軍事情報包括保護協定(GSOMIA)の扱いについて賢明な対応を求めたが、韓国側は従来の立場を説明したにとどまった。日本外務省幹部が記者説明した。

  協議は午前9時から約2時間20分行われ、韓国人元徴用工訴訟問題に大半の時間を割いたという。韓国側から従来とは違う提案があったのかとの記者団からの質問に対して同幹部は、議論の中身については紹介するのは控えたいと述べるにとどめた。お互いの原則的立場は変わらないとも語った。失効期限が迫るGSOMIAについて見通しを示すのは避けた。

  GSOMIAを巡って韓国側は、日本が対韓輸出管理厳格化の措置を撤回すれば、同協定破棄について再考するとの考えを示している。これに対し日本政府は、輸出管理とは次元の違う話であり、両問題を関連付ける韓国の主張は受け入れられないとの立場だ。 

  米国は日韓対立が安全保障分野に波及する事態を懸念し、ミリー統合参謀本部議長が今週、日韓両国を訪問したのに続き、エスパー国防長官も14日から訪韓。エスパー氏は13日、「こうした対立で利益を得ているのは北朝鮮と中国だ」としてGSOMIA維持を求める姿勢を示した。

  15日の米韓国防相会談終了後、記者会見に臨んだ韓国の鄭景斗国防相は、日米韓3国の協力を続けると表明。日韓がGSOMIA問題の解決で協力すべきだとの立場を示した上で、問題解決に一役買うよう米側に要請したことを明らかにした。エスパー氏は同協定を維持するため、すべての当事者に協力を促すと述べた。

(第5段落に韓国国防相、米国防長官のコメントを追加し、更新しました)

©2019 Bloomberg L.P.


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