習国家主席:中国への偏見をなくすよう、日本にさらなる行動を求める

習国家主席:中国への偏見をなくすよう、日本にさらなる行動を求める

(ブルームバーグ): 中国の習近平国家主席は同国が嫌われる理由として日本人の偏見や先入観を指摘した。来春に訪日が予定されている習氏のこの見解は日本の一部で反感を買う可能性がある。

  習主席は北京で開かれた国際会議に出席。川口順子元外相からの質問に対し、「中国の国民が日本に対して以前よりも好感を抱いているという事実は、中国が正しい道を歩んでいるということを示している」と述べた。同主席はさらに「中国は日本への敵意を広めているのではない。逆に日本への訪問を奨励している」と話した。

  習氏は「日本人が中国に抱く偏見については、当然のことながら中国の努力も必要である。しかしより重要なのは日本側に責任があるということだ。中国への偏見や先入観を取り除くために日本は一段の行動を起こす必要がある」と言明した。

  尖閣諸島を巡る対立が2012年に再燃していた日中関係だが、緩和の兆しとして李克強首相が昨年日本を訪問し、習氏は大阪で開かれた20カ国・地域(G20)首脳会議(サミット)に出席した。日中は習氏が2020年春に日本を公式訪問することで合意した。

  中国人の日本に対する見方は2012年以降改善している一方で、日本人は中国への見方をほとんど変えていない。

  習主席は「ニューエコノミー・フォーラム」の代表者とともに北京で開かれた会議に出席した。ニューエコノミー・フォーラムは、ブルームバーグ・ニュースの親会社ブルームバーグ・エル・ピーの1部門であるブルームバーグ・メディア・グループが開催。

©2019 Bloomberg L.P.


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